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偏愛食品#210:シードルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!(673/1000)

「今日は何を飲んで食べていますか。私は白ワインと新玉葱です」
友人のセクシーから唐突な問い合わせがあった。

まあ本当に聞きたかったのは本棚のことだったんだけど、不思議なシンクロニシティを感じたね。
なぜか。

本日、信州からシードルが届いたんですよ。
「信州の果樹農家の挑戦【第2弾】りんご農家たちが醸すシードルの美味しさを届けたい!」
というクラウドファンディングに、応募? 参加? 支援? どの述語が合ってるのかわからないけど、まあとにかく応募だか参加だか支援だかをしたわけです。
それがドドド~ンとやって来たのでありました。
醸造シードル6本飲み比べセットとMARUKAME CIDER 3本セット、合わせて9本。

なぜこんなにシードルを頼んだのかというと、セクシーに感化されたから。
彼女は毎シーズンりんごの季節にはりんごだけ食べて生きている(たぶん)ような人で、しかも酒好き。
となればシードルに辿りつくのは、りんごが木から落ちるように万有引力的必然ですよね。
そんなシードルの女神といっしょに、シードル屋さんに行って、シードルだけ飲むという体験をした結果。
「嗚呼、シードルというものはおいしーどるものだなあ」
と、ワタシードルも開眼したのでありました。

そんな思いでいたときに、支援してください! という情報を知れば、おおいいとも、と鷹揚に頷くのはシードル初心者の嗜みでしょう。

クラウドファンディングをしたのは、南信州のマルカメ醸造所というところ。
https://www.marukamecidery.com/

説明によると。
「りんごで作った低アルコールのお酒、『シードル』。りんごの爽やかな香り、瓶の中で2次発酵させることによって生まれる口当たり柔らかな泡、どんなシーンにも合わせやすいすっきりした味わい。りんごの産地南信州の新たな文化です」

どういう種類があるのかというと。

・MARUKAME CIDER
フルーツガーデン北沢が2019年に立ち上た「マルカメ醸造所」のオリジナルシードル。使用するりんごはふじ、王林、ピンクレディ、はるか、グラニースミスの5種類。
りんごそのものの個性を活かし、爽やかな香りや瑞々しい味わいを最大限に引き出したシードルを目指しています

・MARUKAME CIDER 辛口
甘くなくドライでさっぱりとした味わいで、様々な料理によく合います。

・MARUKAME CIDER 甘口
さっぱりした甘味の軽やかな飲み口で、りんごの酸味が良いアクセントになっている、柔らかな味わいの甘口シードルです。

・MARUKAME CIDER 瓶内一次発酵甘口
初期段階で発酵を止めた、低アルコールタイプの甘口。
りんごそのままの非常にフルーティーな味わいの甘口で、華やかなシードルです。

初心者としては、それらの微妙な違いが気になって気になって。
一挙に勉強してみよう(というのはもちろんたくさん飲むための言い訳ですけどね)と、大量発注したのでありました。

本日のツマミは淡路島の新タマネギ(おお、ウチもだよ)と青トマトのフライ。

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これが、

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こうなって、
さくさくと甘く(新タマネギの場合)、さくさくと酸味と甘みのハーモニーがあり(青トマトの場合)、どちらもいいんだな。
フライだとビールが合うものだけど、野菜の場合はシードルのほうがいい感じ。

ぐびぐび。

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辛口を飲み、

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甘口も飲み、
ほわほわと夜は更けていくのでありましーどる。
はあ、いい気持ち。

本日の2本だと、甘口のほうがりんご風味が強くて、でも甘みが勝ちすぎずに好きかな。

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