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この人が好きだ!#8:天下御免の遊び人、福田正俊(102/1000)

「ボクが今までの人生で参加した誕生日会の中でもぶっちぎりで意味分かんない会でした! 楽しかったなぁ」ってMくんがFBに書いてた。

うまいこと言うなあ。(正確に言えば書くなあ←言葉に厳密な人)
いやほんと、いたるところに口アングリ(「ろあんぐり」じゃなくて「くちあんぐり」ですよ)ポイントがある会でした。

って、何のことだか世界で200人以外の人はわからないですよね。
とりあえず概要をささっと記しておきましょう。
話はそれからだ。

昨日、友人の福ちゃんの50歳のお祝いの会がご本人の主催によって行われました。名付けてf-nation。会場は南青山のライブハウス。を自分で押さえたそうな。
なんでも40歳のとき以来、10年ぶりの大規模開催らしいです。らしい、というのは10年前はまったく存じ上げない方だったから。そりゃ知りませんよ、そんな楽しいことがあったなんて。

福ちゃんは音楽関係の会社のサラリーマンだから、友人、関係者に音楽してる人が多くて演者がわんさかいます。タイムテーブルを見ても数えきれないほど。(正確には、数えられるけどどのように分類すればいいのやら、ということなんだけどね)
しかも映像関係者も多いので、ビジュアルも豊富。静止画も動画も。
開場入り口は、すでにこういう感じです。

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福田少年(かつての、ね)とペア写真が撮れる仕様のスタンディーがあり、

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お祝いの風船があり、

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入場者をお迎えするのは本人による同い年の有名人の顔真似写真。
ちなみに、左からJay-Z、マリリン・マンソン、森高千里! プロのスタイリスト、カメラマンによるもので、必要以上のクオリティになっております。

さらに参加者にはフリーマガジンを無理矢理配布。

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「オヤッジ」笑
4C28p、福田正俊の話題に終始する雑誌です。
これもプロの編集者が寄ってたかって作ったので、販売してもおかしくないほどのハイパークオリティ。笑っちゃうほど凄くて面白い。

さらに。
ケータリングも素晴らしく。

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ごはんがふわっと握られた超絶おいしいおにぎりが食べられたり(作ってから20秒以内に食べるべし、と言われていたので、写真撮るヒマなかった~)

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ごめんなさい。
料理取ることに傾注していたので、雑な写真で。
味は確かだったことはご報告しておきます。

もちろんドリンクも充実!

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とまあ、神は細部に宿る的に、細かなところまで気配りが行き届き、はてさて本番はどこまで凄いのだろう?

まず乾杯はこの方。

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なんと。福ちゃんのお母さん。
なんだか言いたいことはたくさんあるようで止まりません。
なので、ご本人自ら乾杯の音頭をとることに!

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「誕生日おめでとう、オレ!」
「かんぱーい」
「かんぱーい」
入場者およそ200人(どっから来たんだ?)が唱和します。
おめでとうおめでとう、おめでたいおめでたい。

この日のために会社を休んでスタンバイしていた私は、ちょっと早めに行ってリハ風景を眺めておりました。

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いやみなさん、ホントにうまくてびっくり。

自分の出番が2回あり本番すべては観られなかったので、リハレポートをご覧いただくことで、ここから先の本番を想像していただきましょう。
(ただし、リハのなかった方はさわりだけです、悪しからず)
なお、写真はリハ時のものです。だからお客さんが一人もいないのだよ。と、念のため記す。

さあ、では行きますよ!
オープニングアクトはヌードパンツ。

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伸びやかな歌が印象的。
さあこれから楽しい宴が始まるぞ、という気分を掻き立ててくれました。

その後は二部構成になっており、まずは第一部「福田のワガママ」。
友人にワガママいってなにかしてもらう、というコンセプトのようです。
すべての演者に紹介映像が用意されていたのもガーサス!

トップバッターは、新宿三井ビルのど自慢大会優勝者の杏さん。
「熱くなれ」を熱唱し、さすがのパフォーマンスでいきなり会場を熱狂の坩堝としてしまいましたよ。
歌、うまいなあ。

お次はさとなおラボから飛び出した、紀子with K。

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「夢見る少女じゃいられない」を熱唱&熱ダンス。歌を支えるダンスがいい感じに脱力していていい感じ。いやもちろんwith Kは一生懸命なんだけど、なぜか力ない風情を醸し出していて、味わいあるんだよなあ。

その次もさとなおラボから、4thバンド。
福ちゃんが歌詞をアレンジというか替え歌化した「ありがとう」を。
チャラがエレキギターを、ドッティと私がアコースティックギターを弾き、4thの仲間がタンバリンやコスプレ(!)で舞台を盛り上げてくれました。
ありがたき友人たち。楽しかったよ!

その次がSME先輩バンド。

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うーん圧巻。玄人はだしとはこのことでしょう。
ファンキーでタイトな音でかっこいい。特にボーカルの女性の動きがリズミカルで小気味よく、つい見とれてしまいました。ステージ下手では我らの福ちゃんがキーボードを弾いているというのにね。
「Celebration」「Uptown Funk」「Runaway Baby」の3曲を、余裕のステージングでご披露いただきました~。

ここで一部が終わり、お祝いビデオコメントが流れます。
PUFFYとか鈴木蘭々が登場して会場はどよめきます。(ビデオは全部見ていないので、他の登場人物を教えてくれたら後で追加するよ、福ちゃん←業務連絡)

そして第二部「福田正俊を作った音楽達」が始まります。
福ちゃんの音楽歴史を共有するコーナー。なるほどこの音楽を聴いてきたからこういう50歳になったんだな、と。

1曲目はメドレーで「Rydeen~Omens of Love」

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Omens of Loveでは、ご本人が気持ちよさそうに買ったばかりの楽器を吹いています。ああ、好きなんだなぁと気持ちが伝わってくる演奏でした。

2曲目は「Someday」。
ひょんなことから私がギターを弾くことになり、その後福ちゃんのタフネゴシエーションのおかげで、プロのバイオリニストM田さんが加わり、さらには会場の支配人I田さんがサックスを吹くことに。
バイオリンとサックスが入ることで響きが俄然豊かになり、演ってて気持ちよかった~。

3曲目は「B Blue~Get Wild」メドレー。

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これまた素晴らしいなあ。 
歌はうまいし、ギターもある意味すごく上手。
観客に訴える術を熟知してるもの。

4曲目は「15の夜」

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いやまたこれが聞かせるんだなあ。
歌の持つ熱さをそのまま会場に届けていて、みんな大コーフンでしたよ。そしてここでも支配人が素晴らしいサックスを披露してくれました。

次が高橋洋樹オンステージ。
のっけから「ドラゴンボール」の主題歌を一節歌ってくれて、もう会場中が一緒に歌う声声声。さすがプロは違います。お客さんを煽って乗せて、自由自在。そして、福ちゃんとの長い歴史を印象的に語ってくれました。
愛されてるな、福ちゃん。

そして最後に「いーじゅーらいだー」を、15の夜メンバーで。
福ちゃんの替え歌がまたいいんだな。未来に向かう気概にあふれていて、じーんとしちゃったよ。
曲が終わったら福ちゃんと奥田民生との2ショット写真が写され、またも会場はやんやの大喝采。

すぐに本人が無理矢理アンコールを求め、もちろん熱気に満ちた会場はそれに応え、「勝手にシンドバッド」が始まります。
ステージにコスプレ軍団が殺到し、にぎやかなことこの上もなし。
会場中で大合掌、じゃなくて大合唱し、もうみんな大コーフン。

最後にほしねえが全員の記念写真を撮って終了。
(その写真はいつかお見せできるかなー。ほしねえからデータもらったらここに追加しておきますね)

記念写真来たのでここに貼っておきます。(2019.10.25)

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ご覧の通りの大盛況! 
みんな嬉しそうな顔してますよね~。

こうして19:00に始まり、常に進行は押しながら22:00過ぎまで大騒ぎしたのでありました。

こうして自らの50歳を祝う男の宴は終了。
いやホント、意味わかんなくて最高に楽しい会だったな~。

まだ福田正俊に出会っていないあなた、悪いことは言わないからこれから10年の間に友だちになることをオススメします。
だって10年後の還暦パーティーは、きっと、必ずや、絶対、どうしたって、これまでに経験したことのないものになるのは間違いないから!

福ちゃん、これからも元気にご自身と周りのみんなを楽しませておくれ!

なお、天下御免というのは、公然と許されること、はばかることなく堂々と振る舞えること、という意味です。
みんなが許すよ、君の振る舞いを!




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