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仲間ログ#59:うさぎとやみなべ(199/1000)

まず謝っておかないと。
タイトルが必要以上に思わせぶりになってしまいました。ごめんね。

うさぎもやみなべも私が属している会の名称なんです。
この2つを同時開催した顛末を書くのなら、このようなタイトルになるのはやむを得ない、でしょう?
雪深い山の奥で罠にかかったうさぎを、山小屋で得体の知れないものと一緒に煮込んでやみなべにしたら、、、死ぬほどまずかった。みたいな展開にはなりません。悪しからず。

さて。
うさぎの会とやみなべの会は、概略このような経緯で結成されました。

「うさぎの会」
隣の部署の鬼みたいな人の仕打ちに耐える仲間の会として発足。
今はそこから異動したものの、傷をなめあった甘やかな記憶をあえて掘り起こそう、そうなったら酒だ酒だ~。酒もってこい~! みたいな会。
なんだけど、最近は昔話はまったくしてないな。つまり単なる飲み仲間の会ですね。どうぞご心配なさらずに。

「やみなべの会」
うさぎ時代のアルバイトの大学生が学内雑誌を編集していて、子どものころ大好きだったはやみねかおるさんにインタビューしたいなァと言うもので。はやみねさん仲良しだからさ、としゃしゃりでて、インタビュアー、カメラマンと4人ではやみね家を訪問したことがありました。
そのときのメンバーで結成したのが、「は(やみ)ねさんの家に取材に行った(な)かまだぜ、(べ)いべぇ!」すなわち「やみなべの会」です。へんなの。

前回やみなべしたとき、そのバイトしていた人がぽつりと「U治さん元気かなあ?」とつぶやいたので、閃きましたね。
うさぎのときにやみなべをサプライズで招いたらどうじゃろう? って。もちろんU治さんはうさぎの会員です。

それぞれとスケジュール調整をして、なんとか日程が決まりました。
やみなべには、U治さんとご飯食べるから来ない? と誘っていますが、うさぎにはナイショ。
楽しい驚きは日々の暮らしに潤いを増すからね。いひひ。
そしてやみなべには「ちょっと遅れて入ってきて、『一人で食事したいんですけどいいですか?』と店の人に聞く、という体で」と小芝居を要請しています。

うさぎはU治さんとS谷くんと3人の会。
「フジコミュニケーション」というウェブプロモーションでもしそうな名前の店で待ち合わせ。
さっそく乾杯して近況報告など。
同じ会社にいてもこうした機会でもないと、なかなかすれ違ったりしないからねえ。

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中華の店なのにポテトがおいしいという不思議。メニューを見逃さずに頼んだ我々も偉いな。

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ピータン冷奴も台湾そぼろ冷奴も食べやすいポーションでしかも美味というたまらん設定。ぺろりと食べられて後を引く。お替わりの誘惑を抑えて餃子3種を頼んでみたよ。

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水餃子と

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揚げ餃子と

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豚肉餃子。

3人でペロペロ食べているところにやみなべからLINEが。
「もうすぎ店に着きます。小芝居シミュレーション中です笑」
おお、これは期待がもてる。

ガラガラ。
(引き戸じゃなかったと思うけど、気分を醸すオノマトペ)
と、入って来た時点でなし崩しに我々のテーブルに来て、U治さんと挨拶している! 小芝居構想ががらがらと音を立てて崩れた瞬間でした。
まあ、もちろんそれでいいんだけど、もっと驚く顔が見たかったよ!

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その後はきくらげと玉子の牛肉ニラ炒めとか

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豚の角煮とか、がしがし食べましたよ。

つきあっている相手のことを俎上に乗せたり、おいしい店の話になったり。
話題は融通無碍。なんでも話せて面白いことったら。

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締めは魯肉飯。

だけじゃ足りなくて、

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葱油鶏飯とか

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しまいには台湾風炸醬麵までいってしまったりして。

はあ満腹。
なにを話したのか、詳細は例によって忘れちゃったので、料理の写真でごまかしてみた。
こういう気の措けない会はいいものです。腹蔵なく話せる環境をどれだけ維持できるかがポイントだよねえ。
そういう意味ではうさぎを発生させた隣の部署の鬼にも意味があったなあ。

そうそう、近く(徒歩30秒くらい)には、おしゃれなカフェ古書店があります。お店にいくときは覗いてみると面白いよ。

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