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仲間ログ#252:日本ペンクラブ子どもの本委員会(1411/1000)

過日、日本ペンクラブ子どもの本委員会の会議が開かれました。
「子ども」と「本」を軸に、いろいろな活動を行っているんですよ~。

子どもたちに本と親しんでほしい。
子どもの本を通じて交流の場を広げたい。
そういう願いから、イベントや出版物を熱心に企画、実施、刊行している活発な委員会でございます。

ちなみにペンクラブのPEN。
Pは、Poets(詩人)、Playwrights(劇作家)を、
Eは、Essayists(随筆家、評論家)、Editors(編集者)を、
Nは、Novelists(小説家)を、それぞれ意味しています。
ペンクラブという名称は知っていたけれど、まさかこんな深い意味が内蔵されていたとは、入会するまで知らなかったぞう。
私はかつてEだった経歴から、かろうじて参加資格がある感じですね。

参加者はオンラインを含めて21人。全委員の7割以上が参加するということからもアクティブな委員会であることがおわかりかと思います。

今回は、10月に岡山で地元の中学生、高校生を対象にしたイベントを行うこと、インターネットラジオ企画、毎年行っている3.11企画の来年の内容などについて、さまざまな意見が交わされながら決まっていきました。

みなさん子どもの本に関わる仕事をされていて、自発的にこの委員会に参加しているだけあって、会議の熱量が高いんですよね。いつも参加するたびに尊敬の念に堪えません。すばらしい人たちや~! って。

そしてそういう優秀な人たちは、仕事をてきぱきと進めるのは当然のこととして、打ち上げでもまた談論風発。こちらは「子ども」と「本」だけでなく、さまざまな話題で盛り上がります。
今回印象的だったのは、那須田淳さんが語ったドイツの教育事情。
ご家族ともどもドイツと日本を行き来している那須田さんのリアルな現場報告は、一聴どころか十聴にも百聴にも値する内容でした。
知ること、議論することのドイツでのアプローチ、少数意見がなぜ大事にされなければならないのかを伝える教育、など、日本の教育行政に関わる人はここに来て話を聞きなさいよ! と思いましたね。

盛り上がるのは話だけではなく、当然飲みも。
愉快に飲んで楽しく語らい、勢い余って2軒目にも行く。
こういっちゃあなんだけど、ワタシが中堅くらいの年齢なのにもかかわらず、みなさんありあまるパワーがあるんだわー。

ということで、今回もまた愉しい時間を過ごすことができました。

帰り、爆睡する私を見守っていただいたY岸さん、どうもありがとうございました~。

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