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偏愛食品#107:スパイス調味料で失敗すないス!(407/1000)

ここ数ヵ月、出社してもほぼそのまま帰宅することの連続。
日々外食の約束があり、そのまま帰宅しないことの連続だったというのに。

いえ、それが悲しいという話ではありません。
それはそれで楽しみもあるからね。大きな要素はお買い物。
家で夕食は用意されているわけですが、なにかちょっと食べたいものやつまみ的なもの、あるいはデザートを買ってみる。

寄り道するときは惣菜を持って歩けないし、第一酔っぱらって忘れてしまいそうだから、家で食べるものはほとんど買ったりしなかったな。
それが今や、九十九餅を包んでもらったり、あん食を買ったり、あんずジャムを見つけたり、コンビーフを保冷バッグに入れてもらったり、思わず駅でシウマイを衝動買いしたり。
改めて見てみると、あちこちにお持ち帰りに適した美味なものがあるもんですねえ。

最近気になっているものは調味料。
ハリッサ以来ちょい足しで美味しくなるものをあれこれ探しています。
気にしていると様々な情報が入ってくるもので、最近はスパイス調味料にご執心ですよ、私。

現在食卓にあるのは見出しの4本。
いずれも「名称:スパイス調味料」と表記されています。ではそれぞれのスペックをざっと紹介してみましょう。

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「黒瀬のスパイス」
販売は福岡県北九州市の黒瀬食鳥。(もう社名が凄い!)
【原材料】食塩、胡椒、醤油、レッドベルペッパー、フライドガーリック、ガーリック、パプリカ、コリアンダー、グリーンベルペッパー、パセリ、オニオン粉末、唐辛子、マジョラム、オレガノ、バジル調味料
製造者:佐賀県唐津市宮島醤油・妙見工場

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「SANTFE STEAK SPICE」
販売は兵庫県神戸市のタイム。
【原材料】食塩、胡椒、醤油、フライドガーリック、ガーリック、レッドベルペッパー、パプリカ、コリアンダー、グリーンベルペッパー、オニオン粉末、パセリ、唐辛子、マジョラム、オレガノ、バジル、昆布粉末、調味料(アミノ酸等)
製造者:唐津市宮島醤油・妙見工場

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「マキシマム オリジナルスパイス」
販売は宮崎県北諸県郡の中村食肉。
【原材料】食塩、胡椒、コーンスターチ、ガーリック粉末、醤油、かつお調味粉末、オニオン粉末、ナツメグ、パプリカ、クミン、ローレル、唐辛子
加工所:福岡県北九州市ヒビキスパイス・若松工場

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「マキシマム ナチュラルスパイス/16種のハーブとスパイス」
販売は宮崎県北諸県郡の中村食肉。
【原材料】食塩、胡椒、粉末醤油加工食品、かつおだし、ナツメッグ、こんぶだし顆粒、果糖、オニオン、唐辛子、クミン、パプリカ、ローレル、粉末味噌、キャラウェイ、マジョラム、クローブ、オールスパイス、セロリシード、タイム、オレガノ、セージ、ローズマリー
加工者:中村食肉

うーん、正直言ってどれも似ている。素材も味わいも。
スパイスのピリリとした味わいがあり、なんらかの塩分があり、凝縮した旨みがあり。
よくよく見れば黒瀬のスパイスとSANTFE STEAK SPICEは工場が一緒、マキシマムは販売者が同一ですねー。そりゃ似るのも頷ける。

でもね、ここが大切なところだけど、にも関わらずそれぞれ独自の味なんですよ。微妙な差異が面白くおいしい。
なににかけても失敗なく美味マシになるあたり、恐るべしスパイス調味料!

この中でいちばん旨みを感じるのはSANTFE STEAK SPICEかな。昆布粉末が効いている。
辛みがたっているのは両マキシマム。ナチュラルスパイスは味噌のまろやかさが玄妙でいいな。
BBQなどでビール飲みつつワイルドに食べるのに合うのがオリジナルスパイスで、肉だけじゃなくセロリにかけたりしてもいけるのがナチュラル、と思います。
牛、豚、鶏、魚に、とキャッチフレーズにあるように黒瀬のスパイスはタンパク質向けの組成かな。ふんだんなスパイスが臭み消しにもなるもんね。

最近ハマっているので、ブルーチーズ入り自家製ポテトサラダとか塩豚焼きとかブルグルとか、とりあえずなんにでもかけてみる。かけ過ぎると塩分過多になるから文字通りスパイスとして。
ひとつでも複雑な味わいなのに、掛け合わせたりしてみるからなお複雑で美味しい(ような気がする)。
しばらくはさまざまな組み合わせを試してみるのが楽しみ。
いつか世界中の人に教えたくなるような発見をするような気がする。ので、皆さんも期待せずにお待ちください。

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