見出し画像

仲間ログ#53:レシーブのコツ(189/1000)

卓球好きによる卓球好きのための卓球トライブ。
卓ジャンルで一番好きなのは麻雀卓だけど、卓球も好きだよ。

なんてテキトーな私ですが、案外マジメに練習しているんですよ。
だけど今回の卓球トライブは、参加者2人!
もう一人は、卓球トライブの部長にして卓球好きすぎてあだ名がピンポンになったところのピンポン。

「今日は個人練習にしましょう」
「アイツ(具体的個人名)の鼻をあかすため、レシーブの練習をしたい!」

卓球トライブは同好会的なものなので楽しいこと優先。
練習だけしてもつまらないから、後半はダブルスやシングルスで試合をします。
初心者は、まずフォアできちんとラリーが続くように練習をするわけだけど、まあそれだってたいへんなわけだけど、試合ともなるとそれだけでは立ち行かない。
試合はサーブで始まりレシーブで受け止め、あとは打ち合い、となります。
サーブが入らなければ始まらないし、レシーブで返せなければ続かない。
そのカンジンのレシーブが問題なんだよなあ。(サーブも問題だけど、これは技術はなくても相手陣内に入れることはできるので、試合は始められるから問題としては軽微なもの)

試合ともなれば、必ず変幻自在なサーブが来るわけです。こっちは初心者なのに。遠慮なく。(まあ試合だから遠慮する必要は無いっちゃあ無いんだけどね)
特にタチの悪い◯◯マン(特に名を秘す)なんて、こちらがミスすると鬼の首取ったようにニヤリと笑うんだよね。ムキー!
打ち合いの一つでもして点数取られるならいいんですよ。卓球してるぞって感じられるから。でも、レシーブミスでポイントを挙げられると、不出来なロボットみたいな気分になるだけで、ぜんぜん卓球感が生じなくてつまんない。(しかも場合によっては「ニヤリ」付きですからね、ムキー!)

斯くの如き事情があるならば、ピンポン部長にレシーブの練習をお願いしたのは自然の摂理というものでしょう。(ちょっと意味が違うか)

「ではまず、下回転から」
「はいっ!」

「腕の角度は一定にして右足を出しながら」
「回転がこう(と身振りで)かかっているから、ラケットでこするように」
「ボールに当てるとき、小指をくいっとスナップを効かせて」
打つたびに的確なアドバイスをしてもらい。
でも、2つ以上のことをいっぺんにやろうとすると、アタマとカラダがこんがらがって、なかなか上手くいかないのよ、これが。
足の位置と腕の角度と小指の思い出とラケットの面と、点検しているうちにボールが通り過ぎていったりして。。。

打倒タフ◯◯! という執念だけでボールに食らいついていく翁ありけり。
ちょびっと「あ、こういうことかも」と思った時点で
「じゃあ次は上回転!」
とトレーニングは次の段階へ。

こちらは下回転よりは若干対応が早く、
「いいですね~」
「ナイスショット!」
とか(明らかに)おだててもらいながら練習練習。

とりあえず下と上の回転に対処する対応方法を教わったところで、
「実は普通サーブはバックサイドを狙うんですよ」
とか言っちゃったりするピンポンくん。
「と、いうことは、これまでフォアサイドで練習してたけど、全部バックハンドでやらなきゃってことですね」
「むろんオムロン!」(オムロンとは言わなかったな、たしか)
「ギャフン!!」

ということで改めてバックハンドで下回転、上回転、下回転、上かとみせて下回転、下かとみせて上回転、みたいに実践に即してレシーブしまくります。
しまくると言ってもちゃんと相手に返せるのは半分程度、ネットにかかったりオーバーしたり。

打倒タ◯◯ン!(タワマンじゃないよ)の思いだけでひたすら練習練習。
これまで暗闇の中にいたのが、少し光が見えてきた感じ。
「部長、ちょっとわかりかけてきました!」

「じゃあ、試合してみますか」
「う、うん。。。」

まあおおかたの予想通り手もなくひねられたんだけど、でもこの練習はムダではなかった。
まずサーブ時の回転を多少見極められるようになったし、どう対応すればいいかもアタマではわかってきた。カラダはついていかないけど。

さあ、次回の練習で「ニヤリ」を止めよう。
目指すは◯フ◯ンの驚いた顔。
そしたらおもむろに「ニヤリ」としてやる~!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?