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プロフェクションを考えるとき

古典占星術の予測技法に「プロフェクション」というのがあるのを、前の記事で書いたことがあります。1ハウス=0歳から、2、3、4・・・歳をハウス順に割り振って行きます。そうすると、0、12、24、36、48、60歳は、1ハウスに関連する問題が関心領域になる仕組みです。わたしは2月に55歳になったので、今年は8ハウスマターがテーマということになります。8ハウスマターって、なんだろう?とずっと考えていましたら、ああ!とわかったことがあります。8ハウスは、死に関わること。遺産に関連すること。でも、生きて活動してる人間が死に直接関係することって、一体、何を表現するんだろう。と思ってました。

プロフェクションを考えるときに、じゃあ、12年前は、どんな1年だった?と考えてみるとよい、と教わります。今年は2021年だから、12年前は、2009年です。2009年で思い出すのは、XBOX360(ゲーム機)を正月休みに買って遊んだことと、スピの本をたくさん買って、じっくり読んだのもあるけれど、10年目、2019年にようやく読む気になって、読んだ後で「これは、2009年当時の自分では理解が浅く追いつかなかっただろう、2019年の自分が、10年の経験の後で、ようやく理解できた本だ、それを、2009年に買っていたんだな」という本もありました!

サークル活動で、毎月の新月に1枚、絵を描いて考えることを続けています。今年2月の誕生月の新月に描いた絵の、太陽にあたる場所に描いた絵は、集合意識、無意識を表す池を、グループソウルが手を繋いで輪になって囲んでいる絵でした。自分の8ハウスにはしし座があって、支配星が太陽です。それで、死や、遺産というテーマと、グループソウルや、集合意識というのがつながることに気づいたのです。

8ハウスは、死や遺産、というキーワードで示されますが、それは集合意識や、無意識や、生まれ変わりや、前世や、来世や、グループソウル、魂の仲間、をつなぐ窓があるんだな、という考えに至ったというわけ。これに気づくことができたのはかなり嬉しい。近い例を思い出すならば、お盆に霊界と繋がる扉が開く、みたいなものかな?

だから今年は、じっくり魂の成長や、グループソウルを意識して生活すること、心の栄養になるような本をたくさん読んで、たくさん考える年にするといいな、と考えました。

ちなみに、12年前のさらに12年前(つまり24年前)、今の職業に就きました。自分の気持ちというより、何か初めから決められていた運命を受け入れるような形で今の仕事をしているので、逃げられない感じで入った仕事なので、ここへきてあらためて、魂の約束とか、決めてきたこととか、そういうのもあるのかなぁ?とも思えます。

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