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ドラマで人生を振り返った話

かつては映画は大好きなジャンルでアーカイブもたくさん持ってるんですけど、ドラマはそんなに見ません。映画も最近見てないのですが、たまたま、目にする機会があってそのまま10話分ぐらい続けて見てしまいました。台湾ドラマです。三国志の時代を舞台にした剣劇です。感想がいくつかあって、やっぱり一番は人生と重ねてしまうことでした。大きなところも、小さな場所でも同じに、利己心を野心に変えて、上に立ちたい人が、周囲の人を巻き込んで不幸せにしていくストーリーです。日本でも世界でも、ドラマの中心的な話題の一つとして繰り返し描かれてきたと思います。もっと主語を大きくしたら、人間の歴史はずっとそれを繰り返してきていると思います。普通に生活していても、勤めをしている頃は、からなずと言っていいですが、俺のグループに入れ。と言う圧がありました。俺のグループに入れ。俺の言うことを聞け。どこに新天地を求めても、永遠に繰り返したので諦めて自営業になりました。数は力、数がものを言う社会だからでしょうね。お金も、人も、数の多いほうが勝負に勝つのですね。そっとしておいて欲しいから、辺境の地、空白地帯で営業しています。それでも手を伸ばしてくる時があります。なぜ、気になるのでしょう。なぜ支配が及ばないと不安になるのでしょう。不安は疑念を呼び、恐怖になって、もっと支配を強化したくなります。そうすると、いろいろやらんでいい余計なことをやらかします。人の心は支配できません。不安と恐怖で支配する世界が終わったらいいなと思います。同時に、不安と恐怖に支配される人生から、自由になるときだと思います。

タイトル写真(昨日見たのとは違うやつw)は、俳優さんのインスタから借りてきました・・・名前、覚えられない。ケニー・リン(林更新さんだって)さん。中国の俳優さんのことはゼロ知識なんですが、洋風の名前があだ名みたいについてるのはなぜ?どうやってつけるの?昨日見たドラマの主役の女性はすごく小さくて、斉藤由貴さんにすごく似てた。誰かのブログで読んだけど、40キロ台前半なのに、ドラマのために4kgもさらに減量したって。41kgとか、40kgとかってこと?もう、フィギュアとか体操の選手みたいですね・・・。40kgってどんな感じだろう。骨も細くないとそんな体重は無理だな。そんな小さい体で、どうやってアクションフィルムを撮るんだろう。信じられない。アスリートみたいに運動だけやっているわけでもないだろうに。

寝る時も、ドラマの印象が脳から消えなくて、そのことを少し考えました。普通の映像が長く印象に残ることはそんなに多くないのに、ドラマになると印象が刻まれるのは、何の作用?でも、音がないと印象に残らないし、ドラマの印象ってどうやって人の脳に刻印されるんだろう。と言うことをもっと知りたくなりました。演劇と、ダンスは、自分には全く未知の領域で今回の人生を歩いてきたので、演劇とダンスに共感する人のことを遠くに思ってきました。演劇も何回か劇場に足を運んで見たことがありますが、楽しめることが少なくて、いつまでも印象に残っているのは玉三郎の「海神別荘」という、泉鏡花の原作をそのまま歌舞伎にしたのを、さらに映画のフィルムにしたもので、何回も見に行きました。

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