【閑話休題】

ギリシャ旅行記を書いている途中だが、かれこれ1ヶ月経って一向にまとまらない。
なぜこんなに時間がかかっているのか。
まず旅行中撮影した写真が900枚近くあった。それを選別・現像し、夫に渡すまでに2週間かかった。写真は相棒であるGR IIIで主に撮影しているのだが、むかし写真を習った時に「とりあえず露出は低めで撮っておけ。暗い写真は後で明るくできるが、撮るときに明る過ぎて白飛びしてしまった写真はどうにも出来ない」という教えの通り、暗めで撮影するので現像が必要なのだ。これが大変手間であった。
帰ってきたあとの土日に現像に勤しめば良かったのだが、予定を入れていたのも良くない。平日はなんか捗らない。
写真がひと段落つき、さあ書き始めよう、という段階で全く筆が進まない。旅行記って語尾をどうしたらいい?!「〜です〜ます」?それとも「〜だ」?現在形?過去形?そんなわけでまだ全体の5分の1程度しか書けていない。
そこで「自分の読みたい文章を真似して書くのが良い」と、どこかで見た気がするので面白いと有名な三浦しをんのエッセイ(『ビロウな話で恐縮です日記』)を読み始めた。これがまた面白い!「うまうまうま」とか「あんぎゃー!」とか言うし、一人称ですら「私」や「俺」で統一されてない。オタク仲間の話を聞いている気分だ。そうだそういえば自分もオタクだった…。と本来の目的を忘れ、読み耽る始末…。エッセイで紹介されている本が気になって仕方ないよう。
って、こんなの書いてる場合じゃない。旅行記を書き上げるのだ。私よ。

P.S.「旅行記まだ?」と催促してくれた友人(と呼んでいいのか?)ありがとう。


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