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楽天モバイル&Rakuten Mini&eSIM → 実際はiPhone 11 proで使う

ぼちぼち自宅籠城も明けそうなのでモバイル通信(Yモバイル)のプランを上のプランにするか、と思ったら6月に適用される申し込み期限が切れていました。

なんの、俺にはモナWiFiがある!と思って久々にモバイルルータを取り出したら圏外。(ちなみに問い合わせ中で、2週間経っても返事がありません)

さて困りました。Yモバイルの3GBだけでは非常に心許ない。

そこで見つけたのが楽天モバイルUN-LIMITのキャンペーン。

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・1年間タダ
・いつでも解約可能
・楽天圏内なら使い放題(or auローミング5GB)
・1円で端末ゲット

なんかいい事しかないんですが。

まさに「乗るしかない、このビッグウェーブに。」

早速申し込んだのが6/1。届いたのが本日6/12。申し込んでからステータスが準備中のままで全く進まなかったのが今日の朝に発送しました、ってメールが来て午前中のうちに受け取りでした。

Rakuten Miniインプレッション

サイズが小さいです。ディスプレイサイズはiPhone3Gとほぼ同等です。

小さいAndroid端末ってモッサリなイメージしかなかったんですが、こいつはなかなかヌルヌル動くのでオモチャとしてはなかなか使えそうです。ホームアプリはこの小さいディスプレイで使いやすい作りになっていて、よく出来ていると思います。

難点はバッテリー。このサイズなので折込済みですが、やはりバッテリー消費は激しいですね。あと何故かわからないですが使っていて目がやたら疲れる…

元々この端末をゴリゴリ使ってやろう、っていう趣旨ではないのでインプレッションはこの程度で。

Rakuten MiniはeSIM専用端末

ちなみにRakuten MiniにはSIMのスロットがありません。eSIMというSIMと同等の機能を持つチップが組み込まれているだけです。通信に関する設定情報はスマホ経由で書き換えます。

通常SIMスロットを持たないというコンセプトはなかなか画期的だと思いました。通常のSIMスロットを省略することで部品も減りますしサイズダウンにも寄与します。

とはいえeSIMは国内ではまだまだ馴染みが薄く、個人向けeSIMサービスも楽天含めて数社です。現状だと海外渡航時に現地でSIMを調達しなくてよいというメリットが強いかもしれません。(ただしRakuten Miniでそれをやると切り替えるたびに再発行手続きが必要になる)

元々eSIMはIoT向けが本命かとは思いますが、eSIM提供が可能になるフルMVNO業者は徐々に増えていますので今後広がりは増すかと思います。

iPhone XS以降のiPhone,iPadもeSIM対応している

割と知られていることですが、iPhone XS以降のiPhoneやiPadもeSIMを搭載しています。

iPhone/iPadはnanoSIMとeSIMに対応していて同時に使用することができるので、メインをnanoSIMにして状況によってeSIMを使い分けるといったことが可能です。

楽天eSIMをサブ回線として使う

というわけで、急場を凌ぐために通信量上限が厳しいがメインの電話番号を持つのYモバ回線は残しつつ、普段のインターネット通信は楽天モバイルを使うという構成を手持ちのiPhone 11 proで実現したいと思います。

元々IIJmioのeSIMの売り方はiPhone向けサブ回線にどうぞ、というものですが、この方式を楽天モバイルUN-LIMITで実現しようと思います。

基本的な流れはSIMカード交換(再発行)を申請してiPhoneでアクティベートするものとなりますが、私はSIM再発行を行なっていないのでこの部分は割愛します。他サイトをご参照ください。

eSIM再発行の費用をケチる

なぜSIM再発行をしないのか。それはeSIM再発行が有償だからです。

無料サポータープログラムの契約者はSIM再発行の費用は無料らしいのですが、今回のキャンペーンで新規申込をした場合はeSIM切替は有償となります。元々Rakuten MiniでeSIMを使いたいわけではなかったので無駄な出費だなと感じていました。

そこで思いついたのがSIM再発行での移行はせずに初回アクティベートをiPhoneでやってしまおうという作戦。

結果からいうとうまく行きました。

開通作業をRakuten MiniからではなくPCなどのブラウザから「my 楽天モバイル」を開いて「申し込み履歴」から開通手続を行うことで画面にeSIMアクティベート用のQRコードが表示されます。これをiPhoneから「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」でQRコードを読み取ることができます。

過去に海外渡航時にeSIM開通は経験しているのでこの辺はスムーズに行なえました。

必要な追加設定

楽天モバイルでモバイル通信とテザリングに必要な追加設定は2点。
「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランの設定」で楽天モバイルの通信設定を開く。
(1) 「音声通話とデータ」を「LTE,VoLTEオン」にする。
(2) 「モバイルデータ通信ネットワーク」で「モバイルデータ通信」の「APN」をrakuten.jpに、「インターネット共有」の「APN」を同じくrakuten.jpに設定する。ユーザ名・パスワードは空欄です。

あとはモバイルデータ通信を楽天に、デフォルトの音声回線をYモバイルにすることで設定完了です。

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通信品質はこれから評価していこうかと思いますが、とりあえずは目論見通りに上手くいって大満足です。

※楽天eSIMをiPhoneで使用するのはサポート外ですので、コレを見て同じことをやろうと思った方はご自身の責任で行なってください。


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