2020年運勢展望〜春分図を読む〜

みなさんこんにちは。今年は時々妙なところに出没し鑑定やらトークやら祭主やらを行っていました。オカルト方面の活動、いわいる「オカ活」もそれなりに捗ったというか拗らせてきたわけですが、年末年始が近くなってまいりました。去年に引き続き2020年の運勢を展望してみたいと思います。

2019年運勢展望のおさらい

簡単ではありますが、昨年末書いた運勢展望のおさらいをしておきましょう。サマリーとしてこんなことを書いていました。

・ なにか官能的なムーブメントがでてきそう。しかしやりすぎハメはずしすぎに注意
・ 経済は新元号元年にふさわしく、堅調な展開を予想
・ さすがに自然災害は2018年よりは少なくなりそうだけど水害に警戒を

最初の項目はこれといった傾向は出ていなかったように感じますが、なにかにつけポップカルチャー周りのコンテンツが批判される展開があったように思います。夏のコミックマーケットなどはコンテンツ内容というよりも東京オリンピックを控え開催日数や会場が例年と異なった点、それにともなって参加者やメディア取材規模が過去最大となったようです。

経済については、消費税税率改正があったにもかかわらず展望通り堅調、参議院選挙の結果も諸派勢力が議席を確保するなどの話題がありましたが、概ね事前の予想通りでした。

災害については水害に警戒するべきだと読めていたわけですが、災害の数が「少なくなる」という読みは甘かったようです。台風によって大きな被害が出たのを見るともっと真剣に注意喚起を行うべきだったかもしれません。

1年を通じた運勢をみるための手法

昨年末に書いた記事でも書きましたが、ある年全体の運勢を西洋占星術でみるのは「マンディーン」の手法を使い、太陽が春分点を通過するときのホロスコープ「春分図」を読むのが一般的です。春分点に到達するのは地球上どこでも同じ瞬間なのですが、その時間が昼なのか夜なのかは場所によって異なります。占星術でいうところのアセンダンド(東の地平線)の位置が異なるので、国と地域によって「春分図」は若干異なり、意味合いも変化します。

今回も日本の展望を考えてみたいと思いますので、東京での春分図を見てみたいと思います。春分の瞬間は東京では日本時間で 12:49 です。なお、作図に使用したのは全て Astrolog 6.50 です。

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