私の病歴 その②〜過去を振り返って〜

前回からの続きです。また少しずつ思い出しながら書いています。

重症なうつ病と診断されたその日に、住んでいた町の看板を見て、猫を拾いました。いまも一緒に暮らしている相棒の猫です。ずっと一緒に闘病してきました。

診断された後は、どう帰宅したのか憶えていませんが、まだ赤ちゃんだった猫を看板で見たとき、「これからずっと一緒にいるかもしれない」と思ったことは、憶えています。

その後の闘病で憶えているのは、お豆腐しか食べられなかったことと、トイレに行くので精一杯だった生活です。豆腐を食べて、服薬して、寝てを繰り返しました。

そして病状は悪化して、統合失調症と診断された時期もあり、寝たきりも経験しました。100人に1人の、そこまで珍しくない病気ですが、当時はとても大変でした。

それでもリハビリになればと、社会福祉士の国家試験の勉強を、朝の一時間だけ起きていられる間にして、2年連続で受験しました。受験資格はあったので、ひたすら勉強していました。試験では、頭が真っ白になる瞬間もあり、あと一問のところで2回とも落ちました。

その辺りの記憶は、あまりないかもしれません。趣味で写真を撮ったりもしていました。夕方から少しだけアルバイトができた時期もあり、その後、介護福祉士を取るまでは訪問介護をしていました。仕事をしながら、受験して受かりました。

同じくその頃、20代で緑内障と診断され、それからずっと年に一度、視野検査を受けています。緑内障は、40歳以上に多い失明原因の上位の目の病気です。たまたまコンタクトレンズの定期検診で、緑内障専門医でもあった先生に、早期発見していただきました。まだ治療をする段階ではないので、視野検査のみ今も受けています。

今日は、ここまで書けました。途中、あまり憶えていないところもありますが、また続きを書けたらと思っています。



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