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FPSにおけるマウスの使い方についての考察1


はじめに

あくまでも個人の意見です。そしてたくさんのエイムについての記事や動画、FPS上位プレイヤーの配信などを参考にして、試行錯誤しながら見つけていった方法や理論です。少しでも参考になれたら幸いです。





2024年現在、私が触ってるFPSとしては


・Apex Legends
・VALORANT
・Over Watch2







この3つのゲームをプレイしていて
いずれのゲームも基本のマウスの使い方として共通して重要なことは




・1.指や手、腕などでエイムがつっかからないこと


・2.力みすぎてしまわないこと



・3.平行に一定の速度で動かせること



・4.自由に動かしたいところへ素早くエイムできること



これらがマウス操作においてまずは基本なことです。


順に詳しく解決・解説していきます。









1.エイムがつっかからないこと


〈原因として考えられるもの〉


・有線マウスの線の影響
・すべての視点操作が手首だけ
・感度が低すぎる
・マウスとマウスパッドの相性で止まりやすい
・手汗でマウスパッドが濡れてマウスパッドの滑らかさが部分的に変わる
・マウスパッドが小さい
・手で意図してないところでブレーキをかけてしまう


〈解決法〉

有線マウス
無線マウスを購入。マウスバンジーを購入する。
なるべくマウスを浮かさないように動かす。



すべての視点操作が手首だけ
指先、手首、腕など全体を使う。
※下記で手首や腕を使ってなめらかに動かせるようにする詳細な方法を図解等で記述してます。



感度が低すぎる
必要最低限の感度に調整する。
例)APEXやOW2だったら簡単に180°振り向ける程度の感度。VALOなら簡単に90°振り向ける感度。



マウスパッド
相性のいいマウス・マウスパッドを試す
大きめのマウスパッドを購入 
こまめに手を冷却し、制汗。



手でブレーキしてしまう
マウスの持ち方をマウスパッドに当たらないようにする。
姿勢、椅子、机の高さを調整する。
手差し・アームカバーを購入する。







2.力みすぎてしまわないこと


マウスを必要最低限の強さで持つことが大切です。
これによりスムーズな視点移動やトラッキングエイムを実現させられます。



〈原因として考えられるもの〉

・リコイルコントロール
・エイムを意識しすぎる
・接敵時の緊張



〈解決法〉


リコイルコントロール

力を抜いてマウスを下にずらす練習を反復。
指でマウスを動かす。

エイムを意識しすぎる

手やマウスを意識しない。
ゲームを楽しむ。

接敵時の緊張

何度も接敵して回数をこなす。
プレイ時間をとにかく増やす。
深呼吸を意識する。
ゲームを楽しむ。






3.平行に一定の速度で動かせること



この動作ができると、ヘッドショットラインを維持しながらエイムができたり、トラッキング・フリックエイムのどちらにも効果的です。




これの練習方法としては


・ゲーム内のオブシェクトの輪郭をなぞる
・練習場などで平行移動するターゲットをひたすらなぞる
・ノートとペンを用意して平行に線を引く

平行エイム1
平行エイム2

この2種類図はどちらも平行にエイムができます。



中心の赤点がセンサーだとすると
エイム1は主に腕を使って、エイム2は手首や指を使って動かすとこのようになります。


どちらも場面によって使い分けできるので、それぞれ反復練習で身につけましょう。







4.自由に動かしたいところへ素早くエイムできること



この動作は平行エイムの応用です。なめらかに視点移動できればあらゆる動きに対応できるし画面も見やすいはずです。



練習方法としては

・1vs1を知り合いとやる
・とにかく敵をなぞる
・オブシェクトをなぞる



これはもう練習というより実戦をこなしてなぞりまくるのが一番の近道です。
どのように動かしたら先ほどの敵の動きをなぞれるかを考えたり実際に動かしてみることが大切です。

センサーの動き=エイムの動き


センサーを意識して動かすとより精密なエイムをしやすくなります。




ここで、


上記についてもっと極められるように私が考察し、数名の方をコーチングをして明らかに手応えがあった練習法をつくりました。



あなたのFPSにおける視点操作を

より滑らかに。より自由に、今よりもっと画面も見やすくするマウスの動かし方と解説です。



1.センサーを意識しやすいマウスの持ち方


   赤=センサー
青=力

図のようにマウスを5点で持つことで安定してセンサーを感じることができます。
人差し指・中指以外でマウスを空中に浮かせることができるくらいの力加減です。
(ほとんど変わらないけど 親指と薬指で挟む力>手の腹の力>人差し指と中指の力 のイメージ)
これになれるとマウスがまるで体の一部のように感じられるようになります。
そうなると手のせいでつっかかることなんてありませんよね。

もちろん慣れなければご自分の持ちやすい持ち方で全然大丈夫です。
思った通りの場所にエイムできればそれでいいのですから。



2.力みなく自由に動かせる感覚を養う


まずは力まないことが大事でしたよね?
ではどうするかというと
あなたの右手は蛇だと思ってください。
絵で表すとこんな感じです。

   灰色=マウス
蛇=手

こんな感じでまるで蛇だと思ってください。


そして力まずにOW2のVAXTA射撃場でトレーサー、ソルジャーなどでまるで蛇かのように

ターゲットに食らいつく

とにかく10分ほど射撃してみてください。(棒立ちでもいいし動いてもいい)



この時点で無駄な動きは多いものの”力まずに”ターゲットに合わせることができます。


逆に沢山無駄な動きをしながらエイムしてみるのもいいかもしれません。


とにかく力まないマウス操作に慣れることがここでは重要です。


これで力まずにエイムする感覚が養えるかと思います。




3.スティックが2つあるふうに動かす←重要

2で力みなくエイムする感覚が理解出来たら、次がミソです。

ここが今回の一番重要な考え方です。きっちり理解して自由なマウス操作を手に入れてください。



なめらかな視点移動と言ったら、なにを思い浮かべますか?

コントローラーを使用した視点移動って

”めちゃめちゃ滑らかで一定の速さで真っ直ぐに動かせる” んですよね。(当たり前)


それをどうにかマウスに応用できないかと思って考えたんですよ。

↑上から見たイメージ


↑横から見たイメージ

マウスパッド上に緑と赤の2つのスティックがあると思ってください。
青の部分でそれぞれ操作できると思ってください。


それぞれの特徴を説明します。

1赤いスティック=精度が高い。少しだけ動かせる。平行移動が苦手。
2緑のスティック=精度が低い。たくさん動かせる。平行移動が得意。


上記の特徴を理解したうえで、1,2どちらをメインに動かしても構いません。
あなたの好きな感度や感覚で比重は変えても差し支えないです。

(ちなみに私はOW2とAPEXでは1が6割、2が4割、VALOはその逆といったところでしょうか。)



このスティックを動かすようにするとコーチングしたみなさん滑らかに動くようになりました。


ここからはあなたの練習次第で自由になめらかに視点移動ができるようになれると思います。



少しでも参考になったら幸いです。
あなたのFPSが少しでも快適になりますよう願っております。
それではまたお会いしましょう!


追記:マウス操作が自由に動かせるようになったら射撃の命中率が上がるわけではないので注意です。
弾の当て方や目の使い方についてはまた別の記事で書こうと思います。
ありがとうございました。

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