ハーモニー

先回りしない生き方。

人生にハレとケがあるように、
陰と陽があるように、
私たちの人生は、ハレの日ばかりは続かない。

それは、足止めをくっているような感覚だったり
周りからひどい扱い、いわゆる塩対応をうけているときだったり
わたしの場合は病気だったり
突然奈落の底に落とされた感覚を味わうことがある。

今日は、Twitterの糸井さんのこの記事をみて、noteを立ち上げた。
まさに、同じようなことを考えていた時だったから。
私の目には、若い人だけでなく、先へ行くことだけがいいことだと思っている人が多いように見えます。

自分だけが取り残されているような時間。
そこには、いてもたってもいられない身体の中が疼くような不快な感覚と、
なんとかこの状況から、あるいはそういう状況になる前に先に手を打たなければという思いが生まれます。
でも、その不快さに向き合わないということは、いつも自分の中にある、明るい部分、あるいは外側だけしか見ようとしない。ということでもあります。

明るすぎると気づかないこと。
楽しいばかりだと見えにくくなること。
たくさんあります。

暗いからこそ目を凝らし、しっかりと物事をみつめることは、観察眼を鍛えます。他の人と一緒にいない自分だけの時間は、自分の価値観を見直す良い機会にもなります。
そしてその時の過ごし方が、その後の人生を大きく変えるチャンスになるのです。自分の根っこの部分に向き合える機会はそうそうないから、そんな時間が来たら、根っこを育てるときだと思って、とことんじっとしている時間って、ものすごく大事です。

こんなことを書いている私も、暗いのは嫌いでした。
5年前、突然、自分の命と向き合うことになって気づいたのです。

あの時の時間がなかったら、今の私はいません。
あの時。臆病で怖がりで情けない私と向き合わなかったら…と思います。
私のように、半強制的な出来事が起きなくとも、人には必ず、自分を見つめる時間、見つめなおさなくてはならない時間が訪れます。

その時は、先回りなどせず、怖がらずに暗い部分を、一人の時間を体感してください。
自分の中の醜い部分をみることになるかもしれません。
自分の中の本心に気づくかもしれません。
今まで我慢していたことや、溜めていた怒りに気づくこともあります。
でも、そこには必ず、光があります。
新しいあなたが、必ず手を差し伸べてくれます。

だから。信じてください。
あなたという、この世にたった一人の人の大いなる営みを。


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