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付加価値を自分で作り出すこと

私は昭和の生まれで(しつこい?笑)昨日は、懐かしむな。
なんて書いておいたのに(笑)なんだか平成の初め頃の自分を思い出しながら、大事な事を教わって来た頃のことを、書いて置きたくなりました。
ははは(笑)

私は、本当に良いプロデューサーに恵まれたのだなぁと、今更ながら深い感謝の想いがこみ上げて来ています。

私のデビューは、東北放送の「ジャンボリクエストAMO」という番組で、深夜の0時から2時間の放送でした。私が中学の頃にはすでにやっていた番組なので、長寿番組でした。いつも日曜日の深夜、眠い目をこすりながらラジオをチューニングして聴いていたのを思い出します。そして、当時は勿論、その番組でデビューにするなんて思ってもいませんでした。

蓋を開ければ、生放送だと思っていた番組は収録で(もう時効だからいいよね。バラしても笑)それでも、生放送感覚でいくために、どんな失敗をしても、収録を止めることはなく、2時間ずっと喋り続けていました。

終わってからが、今の私の根底をつくった、大事な時間の始まりでした。
同じ時間をかけて、ディレクターと一緒に聴き直すのです。
そして、ダメ出しを貰う。こうした繰り返しが、今の私をつくった時間、そのものです。収録の当日は、朝早く放送局に入り、その日ONAIRする曲をすべて資料室でチェック、イントロの秒数をはかり、曲紹介の言葉をつくり、合わせてみる。あれがとっても好きだったなぁと今でも、思い出します。

毎週ディレクターと二人で紡いだ時間の中で、言われた言葉がたくさんあるのですが、中でも、

「賢い人間になれ。
 ダメだしを次回に持ち越さないことも1つ」

「コイツと一緒に仕事をすると楽しい。
                         そう思って貰えるようになれ」

という言葉は、今でも私の宝物です。
自分を使ってもらえる付加価値は自分でつくるものだ。
と、教わってきたように思います。

一緒にいると楽しいことは勿論、
こいつと一緒に仕事をすると仕事が早く終わる。
言いたいことを、文字間から汲み取るのが早い。
安心して任せられる。
こんなことも、自分の付加価値として私が土台としてきたものです。
こうして書いてみると普通に見えるでしょう?
でも、ものすごく大切にしてきたことなんです。

私は、師に恵まれて来ました。
素直が取り得だったこともあって、本当に沢山の方に支えて頂いて、
今があります。
こう自分を振り返ってみると、人が育つにはその人を育てる人がとても大切だということが改めて身にしみます。

諦めず、怒りながらも、道を照らし導いてくれる人がいたこと。
「お前は自由にやれ。俺はお前を護るためにいるんだ。」
と仰ってくださった師がいたから、今ではインタビューが武器と、プロフィールにも書けるようになりました。
私にしか引き出せない言葉を引き出せるようにもなりました。

離れても、年を重ねても、彼らの言葉は今でも心の奥でしっかりと生きている。だから、今の私がいます。

自分にしか出来ない付加価値。
必ずあります。
それを見つけること。
身につけること。
それが、あなたの唯一無二になるのだと思います。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
平成最後のnoteです。
令和元年初日のnoteでもお目にかかれたら嬉しいです。

それでは。
また明日。
同じ場所で。


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