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2024年6月の読書録

6月ですね〜
6月は本当にダメだったんですよ。
なんで本が読めなかったのか理解不能なのですが、とにかく読めなかった。
読み返し熱がなかったかもしれない。

読書メーターによるまとめはこちら。

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読んだ本の数:5
読んだページ数:1480
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ほら少ない。
読書は多い少ないの問題ではないのですが、やっぱり良質のインプットができていないよなあと思ってしまいますね。

とりあえず振り返ります。

1.多崎礼著 『レーエンデ国物語 夜明け前』(講談社、2024年)

「レーエンデ」シリーズの4冊目。
あと1冊で完結です。
これねー、前から言ってるんだけど、わたしの中の評価があまり定まっていなくて。
定まっていなくて、と書いている時点で、ややネガティブなんですけど、「つまらない」じゃなくて「なんとなくしっくりこない」の方なんですよね。
物語の作りとしては素晴らしいと思うし、長い歴史を扱うものとしては大変巧みだと思うし、差別の歴史としてもすごい丁寧に作られていると思う。
思うんだけど、やたらと性的描写が多いせいで(&それで大局が動くので)、「そんなことある?やたら絡むじゃん」と思ってしまうんだな。
少なくともR15にしたいよ、わたしはね。
学校の図書館には置くな。
という気持ち。
それはそれとして、この物語がどう決着を見せるのかは楽しみです。
5巻を心待ちにしています。

2.長倉顕太著 『移動する人はうまくいく』(すばる舎、2024年)

やたらと実用書を読んだ(わたし比)6月ですが、1冊目はこれ。
読んで「よかった」と思ってすぐに売ってしまったので、内容はもうほとんど覚えていないんですが、物理的に移動をすること、それも、知らない場所に行ったりすることで、新しい刺激を受け脳が活性化することなどは興味深く思いました。
人は放っておくと自分の快適な領域で満足してしまうので、新しい場所、新しいこと、新しい人、いろんな「移動」をすることが大事なんだなぁと思います。

3.週末北欧部chika著 『北欧こじらせ日記 フィンランド1年生編』(世界文化社、2023年)

買っておいてしばらく寝かせていた本。
これは調子のいい時に読まないといけないんだ。
そうじゃないと癒されないから。
念願の思い出フィンランドに移住したchikaさん。
レストランで寿司職人として働くなかで、いろんな人から人生の使い方や生き方の考え方を新しく学んで、自分に落とし込んでいく姿がいいなあと思いました。
あと絵が可愛い。
癒される。

4.坂口恭平著 『生きのびるための事務』(マガジンハウス、2024年)

実用書2冊目。
これは今年の5月に出たのかな?
一度本屋で見て気になっていたので、思い切って書いました。
買ってよかった。
わたしは計画性とか、そういうのにどうも疎いので、というかめんどくさく感じてしまうので、「自分の生活を事務化する」という行為を面倒だと思っていたのですが。
でもこの本で紹介されているのは、「事務の方法によって好きなことだけを人生に取り入れる」というもので、目から鱗でした。
あと何回かは読み直そうと思います。

5.片野秀樹著 『休養学: あなたを疲れから救う』(東洋経済新報社、2024年)

実用書3冊目。
いまなんとなく実用書が読みたい気分なのですが、なかなか「これ面白そう!」というものがなくてですね。
そんななかで、これ。
だってわたし、めちゃくちゃ疲れてる。
休養ノットイコール休息、ということで、寝るだけじゃない休み方、つまりメンタルの疲れの取り方とか、効率のよい身体の疲れの取り方とかが書かれていました。
正直「知ってるけどできないんだよそれが」ということもありましたが、まあ文句を言わずにやってみることですね。
という気がします。

まとめ


以上5冊でした。
なんだろう、これは質のいい本屋さんに行って本を物色しないといけない気がする。
そこで気になった本を5〜6冊一気に買ってこないといけない気がする。
そんな感じの6月でした。

7月はもうちょっと色々読みたいですね。

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