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チュンとデカチュン

世の中にはたくさんのチュンが紛れ込んで生活しています。イメージとしては都会の雑踏の中のハトです。都会のハトはとても人間味があります。通勤ラッシュの最中、人間と同じように街中を闊歩しています。信号を守り、徒歩で横断歩道を横断します。建物の中も歩きます。自動ドアを巧みに利用します。そんな感じでチュンも街中で生活しています。
チュンはとても声が大きいです。大通りの車の往来音負けないぐらいの音量で鳴きます。腹の底から声が出るので、谷を越えて隣の尾根のチュン同士が会話している姿もしばしば観察されます。

一方で、デカチュンという存在はご存知でしょうか。チュンよりも二回り大きなチュンです。しかし大きなチュンとは異なる生態を持ちます。チュンなのか、大きなチュンなのか、デカチュンなのか、見分けるためにいくつかのポイントを押さえる必要があります。
デカチュンの最大の特徴は大きなこと、次は声が小さいことです。明らかにチュンよりも声が小さいです。また大変温厚な性格であり、短期で叫び出すチュンとは異なります。デカチュンとチュンは同所的に存在します。共存の関係にあります。チュンにできないことをデカチュンが担う姿もしばしば観察されています。一方でデカチュンは体が大きく、力が強い故に一部のチュンからは酷く恐れられています。

チュンとデカチュンは静かに、騒がしく生活しています。彼らの生態はまだまだ研究の段階にあり、これからの報告に期待が寄せられています。

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