2022/1/23 ぼくたちの現在地2022 moon-sideを見て
お昼の全力ライブでだいぶ燃え尽きたわたし。
前のブログでも書きましたが、心揺さぶられた後、ダイアローグちゃんの新たな境地・試みにどう楽しめるのか、期待と不安とで,、ライブ始まる前からもう感情の波に揺れていました。
不必要ながらも全力ライブの感想は下記に。
結論から言って、そんな杞憂を完全に吹っ飛ばしてくれたメンバーの努力と地力に乾杯!!です!!
まずは現在地が終わった後、感情が追い付かない状態だったので、終わってヲタクと交わる事もなくただただ歩き続けました。結果的に2駅、当てもなく彷徨い、なぜかニトリに気づいたら立ってました。
ただ、このおかげでわたしがもともと神奈川で大学時代を過ごしたので、ソウルフードになっていてかつ宮原さんも大好きな家系ラーメンにありつけました。
おなかも満たされ、近くのベローチェでゆっくり誰もいないだろうと心落ち着け、出ようとしてたら、まさかのFFの方も同時にいた疑惑や、出るときに紫パーカーを見かけたり。。。
開場時間を軽く間違えちょっとひやっとしながら、会場着。着席指定。ゆっくり楽しめるスタイル、うれしかったです。
お昼より少し後ろながらも、下手から真ん中付近に近寄れて、結果的に右前の方が不在のために宮原さんとの線がきれいに隙間が出来て、ずっと視界良好でした!!
そして、まさかのベローチェのあの紫パーカーのヲタクさん、隣だったような…???
今回のライブはメンバーが楽器をしたり、座ったりダンスがない分もあり、デュエットの箇所以外ほぼほぼ正規の順番順で下手⇒上手に並んでいましたね。
実はこれは結構新鮮でした。推しばかり見る人間にとってはずっと見つめ続ける状態となり、傍からみたら結構気持ち悪いなあ…と思われたでしょうね 笑
メンバーもダンスをしない分、普段と違ってステージから全体を見まわしたり、歌唱しているメンバーをじっくり見たり、隣のメンバーとアイコンタクトなどをしあっていたり、楽しそうながらも必死にダンスしているいつもとは違ってしっかりステージを噛みしめている様子でした。
この光景だけでご飯何倍食べられるんだよ… ありがてぇ…
さて、色々幸せ過ぎて冗長になりましたが、曲の備忘録。。。
①おもいでしりとり
一発目、アコースティックの中でもほぼほぼピアノのみと弱めのアコギくらいで、がっつり歌で勝負をしかけてきたのにびっくりでした。
村上さんの静寂を裂くしっとりした声から始まって、最初のサビパートだけで、今日の勝利を確信出来ました。。。
丁寧に声に表情とストーリーを重ねて歌うメンバーにすぐに引き込まれました。。。
宮原さんの魂パート(2Bメロ)、丁寧に最初は絞り出すような声から、強くなっていって、高音も無理さを感じない綺麗な声で、ムーンサイド最初の涙はこの箇所でした 笑
そして、いつもよりゆったりとしたペースで、濃ピ推しにとっての寿命が縮まっていって…
の前に、「探し出したんだ」の飯塚さんの声の伸びと柔らかさがとっても耳に残りました。。。飯塚さんの力強くも柔らかい声質の中でも、一番耳障りの良い声でうっとりきました。。。
からの、「好きです」。。。
直球ながらも、しっかりと最後の「す」まで想いが籠った4文字。本日2回目ながらもやっぱり崩れました。。。
②トークトークトーク
おもしりのあのしっとりした感じが全編続くのかな?と少し思っていましたが、曲フリで軽快な音楽と共に、初現地回収のかわいらしいこの曲です。
メンバーが座って、しっとり歌うのかなと思ったら、宮原さんだけはリズムにノリに乗っていて、楽しそうに揺れながら腕も振りながら座っているのが、「らしいなあ」と思いました。
その姿が本当に楽しそうで楽しそうで、メンバーの方を見ながら自分も初のこのアコースティックを全力で楽しもうとされているのをずっとただただ見ていました。。。
ここも飯塚さんのラスサビの「トークトークトーク!」の声がはっきり聞こえて、軽快な声色が心地良かったです。
③プライベイト
原曲至上主義の人間で、アルバムverとか〇〇mixとかカヴァーとかはあまり好きでない人間ですが、この曲は正直今回のアコースティックverの方が好きです!
ハモリがこんなに綺麗に合わせてきてるなと感じたのと、ラスサビで夕暮れの景色かのようなオレンジのライトに照らされてお別れを惜しむ情景がとっても情緒あふれてましたね。。。
④謎解きはキスのあとで
来てしまいました爆弾曲。。。
と、その前に、メンバーがはけ出して、
完全メインボーカル出演制が来た!!!
これは後述。。。
ゆりさぴが二人見つめあって、ちょっぴりはにかんだ笑い合いをしながら、ずっとほほえましく二人の世界に入ってる情景を見ているだけでよだれが…もとい幸せがあふれ出てきます。。。
これはアコースティックライブ全編に言えるのですが、特に宮原さんが、ソロパートで「ドヤ!」って決め顔になったり、「一緒に帰ろう?」はとびっきり悪戯っぽい可愛い表情でドヤっているのを肉眼でも確認できました。。。
全編ドアップカメラをよこせください←
男性バックコーラスも存外合うなあ!って思いました。
いつもは他6人が囲んで、傘で隠したりだったり周りがいる中での二人の秘密のような雰囲気ですが、2人になったら周りの目を気にせずいちゃいちゃしているような解釈もできるのかなと思いましたが、書きながら顔面が非常に人様に見せられる代物でもないことに気づいてこれ以上はやめときます。。。
⑤I my me mind
デュエット曲アレンジでは正直謎解きよりも好きな、ちょっぴり背伸びをしたアダルチックな曲に感じました。
先ほど中断した、ついに宮原さんが舞台から居なくなった状態でのわたしにとって初めてのD+ちゃんの舞台です。。。
宮原さん定点カメラの人間が一瞬動作不良になりかけましたが、この時じゃないと他のメンバーをしっかり見れないと思い、めちゃくちゃ脳のメモリをフル回転させた記憶があります。。。
ソファー座りセッション、うーなさん、最前下手付近のヲタクを完全にオーバーキルしまくってるなあ…って思ってたら、一部はカメラだったようですね。。。アーカイブも初見は完全に射抜かれた事でしょう。。。
二人では忙しいこの曲、二人ともしっかり、そして活き活きと歌っているのもありましたね。
緒方さんも飯塚さんも結構アピール力強いとは元からわかっていましたが、ある意味カメラの取り合い抜かれ合いをしているようにも思えて、「ふたりともやってんなあ…もっとやれ!」って思いでした 笑
そして、結局すぐ出てくる宮原さん(下手側)で定点カメラ一瞬復活したのも楽しかったです 笑
大箱コンサートなどで意外な場所からのサプライズ登場は大好きなんですよね。。。あの2階から出てくる演出の後、ちょっと指差すようなポーズの度に何度かはその方向を振り返ってしまいました。。。
⑥走れ
昼公演でも久々に聞いたこの曲、しっかりアレンジを利かせて2度聴けたのは、ねねさんやかちゃんヲタクは大大大満足だった事でしょう。。。
マイクスタンドパフォーマンス、ねねさんはもうバッチリ決め決めでしたね。。。やかちゃんも節々にイケメンさがあふれてました。。。
⑦20xxMUEの光
この曲が来ること自体はわかっていたものの、あの登場はさすがに笑いますわ…www
走れでしっとりカッコよく決め決めで来た後の高低差ですよ、、、
そしてイマジュンさんの鍵盤ハーモニカのあの不穏な音色の合わせ方は天才かよ…と思いました。。。
よりチープに、かつあの不穏感を醸し出すぞわぞわ感、大好きです。。。
アコースティックでもいつもの楽しさと可愛さがあり、より丁寧に歌うとふたりのワザと外す可愛い歌い方の箇所がより際立っていました。
⑧パジャマdeパーティー
地味に前から回収したかったこの曲…
マイクもってウッドブロック叩くの、他のメンバーに比べてちょっと歌いづらさあったのでは…?と思いながらも、しっかり歌うさぴさんになぜか涙腺が少し緩んだのもあったり。。。
最後の「おやすみなさい」を生で初めて聞けたので、寝る前に毎回思い出してニヤニヤしています。。。
⑨はじめてのかくめい!
男性「れぼるじゃーん」のロングトーンが耳に良い事良い事
(びっくりなくらい)。
2番の81コンビの早口のシンクロが綺麗に合っていて、結構合わせるの苦労したんだろうな~と。
原点のこの曲、昨年はアルバムでも「2021」として出ましたが、
間違いなく既に「2022」バージョンに更新されていたのだと思います。
サビでこんなにハモリするのもエモいですね。。。
イマジュンさんがおとなしく綺麗にピアノ旋律を弾いていたのがレア過ぎたのを目で追ってしまいました 笑
⑩好きだよ、好き。
ついに来てしまったこの曲。個人的には間違いなく来るだろうと
思っていましたが、それでもあのギターのイントロだけで一旦天井を見つめましたね。。。
最初のフレーズからポロポロ視界が崩れたのはツアー初日の神奈川以来です。
1Bメロ「東京は優しいか厳しいかまだわからないさ」の箇所で
上京コンビのさぴさんきょんちゃんが顔を見合ってしっとり歌うのはアコースティックだからこそ表現が際立ってましたね。。。
2Aの「抱きしめてしまいたくなるな」の「なるな」のフレーズはねねさんの声に感情が強く乗っていたのが印象的で、アーカイブでも聴き返したくなる箇所の一つです。
最後の「好き」の飯塚さんソロも儚げで「あああああ!?」ってなった箇所。
こんな時だからこそ、「好き」をさぴさんに見つめて言われたい…!!!と思いましたが角度戦争に敗北。
アコースティックでもなんでも、この曲聴くだけで泣ける身体になってしまったのは再確認できましたね。。。 #dxyFwdCsABUをすこれ
⑪透明できれい
この曲もアコースティックならするだろうなと思いましたが、全力ライブでのこの曲での想いのクソデカ感情の爆発が多き過ぎて、純粋に綺麗なメンバーの力強い声を聴く事に専念していました。
ただ、内山さんパート「君とみたいよ輝いてやまない景色を」の箇所の声のキレイさが内山さんの純粋さがより際立って聞こえたのは印象深いです。。。
⑫ぼくらは素敵だ
全力ライブに引き続き、この曲での〆。
田淵さんがメンバーに送った自己肯定ソング、
2連続〆曲として選んだのはとっても強いメッセージ性があるのではと思いました。
2022年1月23日、2021年の振り返りとして、
今の「ぼくら」は素敵だ。2021年の「ぼくら」は本当に素敵だ。
メンバー全員への労い、ついてくるログっ子への想い。
しっかり込めた選曲だったのではないでしょうか。
この曲についてはこのインタビューが印象深いですよね。。。こういったインタビュー記事で、なかなか外に出ない熱い熱い想いをもっと前面に出してきてきてください。。。
しっかり、メンバーの声で、メンバーそれぞれの溢れる想いを全身に浴び、かつライブも終わってしまうと想いが目まぐるしく、泣いていましたが、最後にやってくれましたね。。。
会場みんなでのハミング。
個人的に、メンバー(演者)の素敵な声に外野(ヲタク)の汚い声(火の玉ストレート)をかぶせてくれるなと思っている人間ですが、会場のパフォーマンスを演者と観客で一緒に作り上げる形をとるのは大好き人間です。
あの静寂に包まれ、メンバー8人・バンド2人・ヲタク1,000人弱で一緒の空間を作り出せたこと、とっても素敵というか、おだやかな空間でした。
アーカイブを見ての気づきですが、完全に音が消えてハミングだけの時、他のメンバーもかもですが、宮原さんがマイクをかなり遠ざけてるだけかハミングを忘れてるだけかわかりませんが、会場を見渡して幸せそうな表情を浮かべているのを見られて、ログっ子だけでなく、メンバーのみなさまも見たかった景色が見られたのだろうと確信できました。
ありがとう…ありがとう…!!!
幕が閉じ、再び結びの挨拶だけ終わり、再びステージの幕が閉じ。。。
全力ライブでも規制退場の順番ギリギリくらいまではなんかもう動けないというか頭の整理が出来きれないほど「よかった…!」という感情でうずくまってましたが、このムーンサイドでもより収まりつかなかったです。。。
会場を出たら寒空に雨が降っていましたが、雨だからという理由でなく、なぜか早く動きたい、ここに止まってられないという想いで天空橋駅に駆け込んでしまった記憶ばかりです(電車待ちで10分おやすみだったのはオチ)。
冒頭にも書きましたが、発表があった時から、アコースティックライブへの挑戦があまりにも不安で不安でした。。。
ごまかしが利かない、音の少ない中でのメンバーたちの声だけで作り出すステージ。ダンスがなかったとしても、しっかり声を出して表現を丁寧にできて、「アコースティックライブ」としての成功が出来るのか。
若いログっ子たちが、全力で踊るメンバーと一緒に想い想いにはっちゃけて楽しみたいステージではない、いつもと違う打ち出しで、「ファンの満足度」としての成功が出来るのか。
前者に関しては、メンバーの短い準備期間だったと思いますが、地力を上げてきた・努力がひしひしと伝わるステージで、大成功だったと花マルあげたい!です。
もちろん、誰がどうとかいうのは野暮な話なのですが、力量や地力の差はあるのはそうだと思います。この挑戦を通して、地力について見つめなおしたり思うところがあったメンバーが多かったのではと何様やねん観点でお許しいただきたいですが感じずにはいられませんでした。
要するに、メンバーにも火が付きまくった挑戦だったのではと肯定的にとらえています。
そして、満足度については言うまでもなく、です。。。
ペンライト大好き人間なので、開演前にペンライトを振るかどうかだったりで迷ったりしていましたが、おもいでしりとりが始まってすぐに、もう片付けました。ペンライトなくても十分楽しめる、満足できるとすぐ確信できたからです。
それぞれの曲のアレンジで新たな良さも見えてきたり、メンバーがより丁寧に表現し、ミラーボールなどの会場演出など、眠さも毛頭もない、ある意味目まぐるしく見所聴き所があるライブでした。
かつ、MCがついに長尺であった所にも、成長を感じました。京まふで初めてステージを見た際、かなり珍しい長尺MCの場面に直面出来ましたが、グダグダというかアップアップというか、ああ、パフォーマンスで黙らせてくれる強いグループだ、という印象が結構強く、座ってしゃべりだすメンバー達が、わちゃわちゃしながらも、面白いフレーズがポンポンでたり、メンバーへの振り方・掛け合いもとっても自然で、おしゃべりが楽しいライブも久々だと感じました。前におしゃべりが楽しかったのは2019→2020カウントダウンのKinki Kidsのライブ以来です 笑
パフォーマンスが素敵なのは大事ですが、2022年、一般向けというかより広い舞台やプロモーションに立つとき、トークスキルの抜けだけで、SNSなどでバズって一瞬にブレイクしてきた方は絶えないですからね。。。楽しいMC、また見聞きしたいものです。
全力ライブとアコースティックライブ、どちらが良かったかなんてのも野暮な質問です。。。ただ、言えるのは、全力ライブで出し切ってくれたメンバーの現在地を見て大満足した状態でも大満足が出来たムーンサイド。
こんなに素敵なライブ2連続で見られて、最高だよ…としか言えなかった、2022年1月23日でした。
月曜仕事の朝帰りになる日程で、日曜夜のホテルで飲んだ「一番」搾りが五臓六腑だけでなく心にも沁みに沁みこんで、余韻の暴力で「つらい…つらい」とうわごとのようにひとりごちていました。。。
2022年も、DIALOGUE+メンバーと運営、ログっ子のみんなみんなに、幸あれ。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ちょくじ~ん
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