サイアノ和紙作家雑記VOL.38『適正は誰のためだ?』
先月、夕暮れ時に手持ちで撮影した。
辺りは明らかに暗い。
スローシャッターでブレてしまうか、
多少のアンダーは良しとするのか?
今回は後者を選択した。
まだ、フィルム現像して
スマホスキャンしただけ。
このネガではキレイなプリントは難しい…?
いや、そもそも、誰の基準で
キレイとか判断している。
そんな疑問が湧いてきた。
多分、このネガをプリントしても、
誰かに見せたり展示に
使うことはないと思う。
だったら、自分が気にいるか
どうかだけのハズ。
うーん、そもそもネガスキャンして、
あがりの方向性を確認して
しまったことが間違いだったのか。
シャッターを切った時、
何を感じたのか?
どうして残そうと思ったのか?
キレイとかプリントしやすいとかじゃなく、
もっと根源的に写真を撮りたいと、
思ってしまった理由。
正しいとか正しくないとかじゃなく、
そんな風に思えたら、
写真の捉え方ももっと深くなるのかな。
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