スタートアップにあこがれる私と、スタートアップに向いてない私
Beatroboは一風変わったビジネスを志向するスタートアップとして業界界隈で最近話題だ。
BeatroboがローソンHMVエンタテイメントなどから110万ドルを調達——「PlugAir」事業を加速 | TechCrunch Japan
PlugAirはiPhoneのイヤホンジャックに指すことで認証を行い音楽をダウンロードすることができる小型のガジェットで、音楽以外にもさまざまなことに応用できる可能性を秘めている。
Beatroboは元々はPCやスマホアプリ上で音楽SNSとしてスタートしたが、ハードウェア+デジタルコンテンツの業態にピボットして今に至る。
浅枝さんがまたこうして脚光を浴びるようにカムバックしてきたことが、ただただうれしい。
ずっと未来を信じ続けることの大変さ
私は浅枝さんがBeatroboを始める前にやっていた会社、Meltingdotsの取締役だった。2007年〜2009年ごろの話だ。
Meltingdotsの経営が立ち行かなくなったとき、私は彼と袂を分かち、ソーシャルゲームのスタートアップにジョインした。
私が彼と一緒に夢を追い続けていたら、いまこれをやっていた未来はあったのかな、と思うことがある。
夢を追い続けることに対するあこがれはずっとある。だけど私は向いてなかった。きっと100%信じきれなかったから転職したんだと思う。
そのときは文字通り一文無しでお金に困っていたこともあったけど、本当に続けたかったら昔みたいにアルバイトしながらやればよかっただけの話だったのだ。
あこがれているのと、向いているのとは違う
私はこれからまたスタートアップをやるかどうかは分からない。
まだ実現してない未来を100%信じて走り続けることができなければ、スタートアップでやっていくことなんてできないと思う。
あこがれているのと、向いているのとは違うってことを、この記事を読んでハラオチした。
スタートアップの役員な自分が好きなのと、スタートアップ業自体を好きでやりぬくのとは違う。浅枝さんは後者の属性を強く持っている。それは初めて彼と出会った約8年前から今に至るまで一貫してる。
浅枝さん、頑張れ。
表立っても、裏からも、ずっと応援してるので!
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