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宿題がないカナダの夏休み

「海外には夏休みの宿題がない国があるんだってー、いいなあ」というのが日本にいる時の子どもたちの口癖だったのですが、それは「水道の蛇口からカルピスが出てくるのっていいなあ」と同じレベルの「そんなうまい話はないだろう」とどこかでわかっているときの「いいなあ」だったと思います。

昨日、カナダの学校に通うお友だちと話していて、「夏休みの宿題ある?」と次男が聞いたところ、サラッと「ないよ」との返事。

(あの噂はほんまやったんか!)

と衝撃を受けていました。

とはいえ、夏休み中に何もしていないわけではなく、いつも通う学校が開催するサマースクールには3週間~4週間通うとのこと。バンクーバーの場合は半日は無料、終日お願いしたい場合は半日分だけ支払うそうです。

これは自治体の予算によるそうで、予算がある自治体だと終日無料ですよというケースもあるようです。

わが家では2017年と2018年の夏休みにバンクーバーのサマーキャンプに子どもたちを通わせました。コミュニティスクールが開催するもの、ファームが開催するもの、私立のプライベートスクールが開催するものに参加させました。それぞれ特徴があり面白かったのですが、現地の学校には通う子供たち向けにプログラムがあったことは知りませんでした。

教育移住する際、その自治体の教育予算まで調べることはなかなか難しいのですが(思いつきもしませんでした)、それに限らず、「現地に来てから見えてきた教育のいろいろ」が本当に多いと感じています。

そのあたりをこれからも発信していきたいと思います。

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