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刀剣乱舞・本丸博の思い出。

2020年1月、筆者は東京で開催された本丸博に居ました。

前年10月29日に刀剣乱舞を始めた私は、審神者に就任してから2カ月とちょっとしか経っていないわけです。

刀剣乱舞は日課をこなす程度、レベルも低く、イベントにも参加できない。

先輩審神者に連れられて、右も左もわからず、ぶっちゃけノリで来ました。

御伴機能が実装された直後で、東京駅で当時近侍にしていた燭台切光忠と写真を撮りました。

そこで先輩審神者に「みっちゃんが推しなの?」と聞かれ、たまたまだと言う。

しかしこのみっちゃん、見た目に反しなかなか優しそうな口調でしゃべる。そう告げると「お母さんキャラだよ」と先輩審神者。

「まだ声を聴いてないんだよね」と言うと「音声をオンにしてあげて」とも。

この時の筆者の推し候補は「五虎退」と「今剣」です。先輩審神者はそれを長く覚えてくれていました。

これを経て本丸博前に少し刀剣乱舞への愛着が増しました。

しかし、右も左もわからないのは変わりません。

トイレに並んでいるとき、他の審神者さんとの出会いがありましたが、筆者は初心者独特のとんちんかんな発言を繰り返し、おそらく「なんでこの人ここに居るんだ」と思わせたことでしょう。

チケットの番号の関係で、筆者だけ二人から離れて会場へ入るため待機する列へと並びました。

その間に先輩審神者と、その新たに会った審神者さんとは情報交換をする友達になったようです。それはとてもとても素敵なことでした。

会場入りしてから筆者は、ひたすら写真を撮りまくりました。

20分くらいして先輩審神者と合流し、さらに写真を撮りました。

持病持ちの筆者は、出口付近でエネルギー切れになり頭がぼーっとしてきてフラフラし始めました。

その後物販でトラブルがあったのか、屋外で一時間ほど待たされました。

アナウンスで何度も謝るスタッフのお兄さん。そばにいた審神者さんたちが「審神者はみんな優しいから大丈夫」と言っていました。

それで物販の会場に入れたわけですが、初心者の筆者は何を買ってよいのかわかりません。

しかし何も買わないのは寂しいのでブラインドのクリアファイルを買いました。五虎ちゃん目当てで、中身は鶯丸。当時まだ持っていないキャラでした。

その後は東京駅まで知り合った審神者さんが案内してくれました。

おにぎりを買って新幹線へ。

病気になってからろくな外出をしていなかった筆者の、素敵な東京旅行は終わりました。

会場へ行く前に、東京大神宮と靖国神社にも寄り、職場から預かった大量の小銭を賽銭箱へ入れ、職場の益々の繁盛をお祈りしました。ついでに病気の完治も。友達にお守りも買いました。

夢のようなひと時でした。それからすぐコロナ禍になって、本当に夢だったのではと思うほどでした。

では次回は最推し「へし切長谷部」との出会いについて語ります。



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