見出し画像

「愛に国境はない」【ダイの大冒険を語りたい 第27回】6/5(土)第36話

  ※Facebook用に書いたものの転載です。当初は友人や趣味の仲間向けに『ダイの大冒険』を知ってほしい、というつもりで書いた記事となりますことをご了承ください。  

第36話は「決勝戦の異変」前半は昭和テイストのギャグ路線。後半はちょっと緊迫した場面でした。大人気?チウの真骨頂でポップとのやり取りがユニークです。

「フン!愛に国境はない!」

画像1

良い言葉です。モンスターと人間では、国境どころか種族すら違いますからね。選択的夫婦別姓なぞ真っ青の進歩的な価値観です。もっとも『ダイの大冒険』の世界では姓があるキャラクターがほとんどいないのですが…。数少ない例外は胡散臭さ抜群の「アバン=デ=ジニュアール3世」

「僕は女性の過去にこだわらない主義さ。君たちの間に何があったかは知らんが…これできっぱり別れてくれたまえ。」

画像2

良いキャラしてますね!


さて、今日の名台詞はポップ。

「『こりゃツケを払ってるんだな』って。」
「おれたちは、それを奇蹟だとか正義の力だとか都合のいい事言って、当然の力のように思って戦ってきた。でも違ったんだ。ダイの力は本当は…ひとつ間違えば、おれたちの世界を滅ぼしてしまうかもしれない、おっそろしい力だったんだな。だから、ダイの数倍の紋章のパワーを持つバランに攻められながら思ったよ。『世の中そうそう うまい話ばかりじゃねえよな』ってさ」

画像3

これも少年漫画の定石から外れていますね。主人公の覚醒した力でピンチを凌ぐのは当たり前ですが、それがツケを払っているとは!正確に言うと、紋章の力でピンチを凌いだツケじゃなくて、紋章の力を自分たちの味方だと信じて疑わなかったツケですね。バランは人類の敵なうえに、一歩間違えばバランに洗脳されたダイの紋章の力もプラスで、その牙が人類に向いていたわけですから。巨大な力をいつも自分達の側だけが行使できるとは思わない方が良い。奢った大国に聞かせたい言葉ですね。「そのツケいつか自分に帰ってくるよ」と。そういえば、ハドラーも先般「報連相」を怠ったツケを払わされていました…。

しかし、この「ツケ」の重要な台詞がアニメでカットになろうとは…。長すぎたか…?

おまけに。

あ、新記録。

画像4

さて、次回第37話は「超魔生物対チウ」我が子達はチウなんぞに何ができる、と思っているようですが、まあお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?