もっと〇〇だったら、が言い訳になってしまう時にしていること

自分に対する戒めとして

もっと〇〇だったらという思いは、気をつけないと今はこれしかないから無理だよという言い訳にすり替わってしまうことがあります。そんな時に自分が思い出すのはこんなシーン、と言うお話。


もっと〇〇だったらいいのにと言う思いは、発展や成長に必要な感覚ですが、気をつけないと今あるリソースの否定や、すべきことをしない言い訳になってしまう時があります。

もっと〇〇だったら□□ができるのに。

もっと〇〇だったら本当は△△したいのに。

もっと〇〇だったら××になるはずだよね。

もっと〇〇だったら……

気をつけないと、今はこれしかないから無理だよという、一見事実に見えるけれど言い訳、というものにすり替わってしまうことがあります。

そんな時に自分が思い出すのは松本零士先生の「パイロットハンター」という作品。

舞台は太平洋戦争のとある島。本隊から外れて一人で戦争を続けている狙撃兵が主人公です。

偶然彼のもとにやってきた日本のパイロットが、本隊に戻るための別れのシーンでのやりとり。

言葉で説明するより漫画を読んでいただいた方が早いと思うので引用します。

パイロットハンター 松本零士 戦場まんがシリーズ・スタンレーの魔女に収録 少年サンデーコミックス 1974 より引用

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思わず愚痴や弱音を吐きそうになる時、この

「俺にとってはこの38式(狙撃銃)が最高の銃だ。世界一と信じているんだ。意地でも信じている(んだ。)」

「俺にはこれしかないんだ。だからこれが一番いいんだ!」

という叫びが自分の甘えに対する叱咤激励となって聞こえてきます。

現状に満足しきってしまうのが危険であるのと同じくらい、現状に不満を持つのも危険。だからこそ今できる最善を尽くして常に改善を図る。そんな考え方を持つように、時々思い出すようにしています。

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