2023/10/13
頼れる年上を演じたかった
とか
配信者として
とか
そんな言葉が会話の頭についてしまっていて、自分は誰なんだろうと思うようになりました。前回話した焦りと不安でぐちゃぐちゃになっていた俺は誰なんだろうで済ませたくはないです。あれも俺なんだ、受け入れて出てこないようにしてあげなきゃいけない。とは思うのですが。
じゃあ俺は誰なんだろう。そもそも誰なんだろう。
そして彼女には「女の子だから」「女の子ってさ」と女の子で一括りにして話していました。
誰が誰に向かって話しているのだろう。俺は何をしてたんだろう。
配信者として頑張らなきゃいけない。それはもちろん至上命題です。みんなを笑顔にしたいと思ってます。しかし、みんなを笑顔にする裏で、恋人を苦しめてもいいのでしょうか。周りが幸せなら身内に我慢させることは正しいのでしょうか。俺は俺で彼女は彼女です。近しい存在だとしても同じ人間ではなく、ちゃんと体が別々の人間なのだと理解しました。そんな赤ちゃんでもわかることに気づけなかったことが悲しい。悔しい。
しばらく配信を、というか何もかもを休みます。来月の予定はあるのでそれまでには戻りますが、今は何も見たくない。ひたすら内省していたい。
無理しないでね、とよく彼女に言っていました。本当は自分が言われたかった言葉なのだと気づきました。
しばらく休むのですが、決してぐーたらするつもりはありません。
まずダイエット。トレーニングは毎日欠かせません。そして会社から言われている資格もとらなければならないので詰め込み学習をします。
そして最後に彼女の誕生日。
隣で一緒にお祝いしてほしいと言われていたのに、俺のせいでそれも叶わなくなってしまいました。
何をしてあげられるか考えたら、自分のできる精一杯のプレゼントはプログラマーとしての本気しかないと思いました。京都から戻ってあと10日しかありませんが急いでアニメーションの制作にとりかかります。
これは決して仲直りの道具ではなく、純粋に彼女を祝いたいという、特別な地位ではない、友達と同じような願いのひとつです。僕らのエピソードや辛気臭い言葉はなしでいきたいと思ってます。
ではまた。
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