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第19回 週刊超合金【予防】


こんにちは。

他人の優れた着眼点の違いに触れた時に、すぐに納得して感心してしまう超合金イワシマです。皆様いかがお過ごしでしょうか?


現在、生物の種として地球上を広範囲に支配しているのは何でしょうか?

あらゆる生物を支配しているのが人間かと思いきや、書籍「サピエンス全史」に面白いことが書いてありました。

それは農業革命以後、人間は「穀物(小麦)の奴隷」になり下がったということです。

どういうことかというと、

「…狩猟採集民族は農業革命のはるか以前に、自然の秘密を知っていた。なぜなら、自分たちが狩る動物や採集する植物について深い知識に生存がかかっていたからだ。農業革命は、安楽に暮らせる新しい時代の到来を告げるにはほど遠く、農耕民は狩猟採集民よりも一般に困難で、満足度の低い生活を余儀なくされた。狩猟採集民は、もっと刺激的で多様な時間を送り、飢えや病気の危険が小さかった。人類は農業革命によって、手に入る食料の総量をたしかに増やすことはできたが、食料の増加は、より良い生活や、より長い余暇には結びつかなかった。むしろ、人口爆発と飽食のエリート層の誕生につながった。平均的な農耕民は、平均的な狩猟採集民よりも苦労して働いたのに、見返りに得られる食べ物は劣っていた。農業革命は、史上最大の詐欺だったのだ。」
「では、それは誰の責任だったのか? 王のせいでもなければ、聖職者や商人のせいでもない。犯人は、小麦、稲、ジャガイモなどの、一握りの植物種だった。ホモ・サピエンスはそれらを栽培化したのではなく、逆にホモ・サピエンスがそれらに家畜化されたのだ。」
引用:『サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリ(107項)

元来強くない「小麦」が人間により改良され個体数を増やすという生物の目的を達成している時点で、「小麦」は大成功しているのです。
人間(生産者)の時間と幸せを奪い、小麦が人間を家畜化、奴隷化しているのです。

なるほど、その着眼点はなかったな。

この書籍は他にも虚構(Fiction)を生み出す能力によって、ホモサピエンスが他のサピエンスを淘汰し大きく反映したという非常に新しい着眼点が述べられています。だから世界中の賞賛を得たのでしょう。


一転しますが、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第3部の、空条承太郎VSテレンス・T・ダービー戦も発想に感心したエピソードの一つです。
テレビゲームで負けた方が魂が取られるというルールのもと戦うストーリーです。

100%当たる「YES NO」の読心術を使う相手に、テレビゲームでどうやって勝つのか見当もつきませんでしたが、見事な頭脳戦(ずる)で打ち負かしたのはシビレましたね。
これは是非漫画を読んでもらいたいです。興味があればエイジサイクルでお貸し出ししますよw
理解するには1部から読む必要ありですが💦


発想の転換があれば、マイナースポーツであるロードレースが日本でより市民権を得て、人気スポーツとなるきっかけを掴めるかも知れません。
常に頭の中にある自分の好きなことを皆に知ってもらいたいという、人の性(サガ)ですね。

関係なさそうなところから何か思いつくことを信じて日々マイペースに好奇心の赴くままに、今回は「予防」について考えていきたいと思います。

最近良い出会いがありました。


◆予防について考える

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