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はじまり

ウガンダに来て2か月が経過。

毎日色々な事を思うのに、InstagramもTwitterも開設したきり何を更新していいか分からないので、日々の備忘録として気が向いたらnoteに書き溜める事にした。大切な事、忘れちゃいけない事がある気がするから。

ウガンダに来て2か月、任地Mpigi に来1か月半ほど。思ったより元気で過ごしている。もちろん大変な事もある。停電、断水、水浴びとか。    でも元気、平然を保とうと、余裕を持っで過ごそうとしてる。        年齢のせいだと思う、余裕のある女性について以前友達と語ったから(笑)

正直、ウガンダは今治安が悪化しているらしい。ここ1か月、首都圏で3件爆発が起きてISが犯行声明を出してる。外国人を狙った犯罪も増加傾向らしい。安全担当のVCさん、大使館からアラートや注意喚起の案内が頻繁に届く。週末近所の子とタウンでお買い物をしてたら変なおじさんにおいかけられる。人ん家の子だからこの子達守らなきゃと、泣きそうだったけど1人は抱えて1は手を引いて全力疾走でおじさんを振り切る。友達になろうと言われて連絡先を教えてしまった男性から鳴りやまないテキストと電話にブチ切れる。

と、まあどこかで聞いたことある話な気もするし、治安の悪化は渡航前から分かっていた事だし、途上国に来て色々と洗礼を受けているんだと思い、今のところ想定内、余裕で想定内、何とかなってる、と言い聞かせて過ごしている。

配属先地域の状況は想像よりも深刻。

HIV孤児の服薬モニタリングやHIV感染予防啓発等が主な業務かと思っていたけど全然それどころじゃない。コロナで1年半以上学校が閉鎖しているウガンダでは、そのしわ寄せは全部子供たちにいっている。児童労働、若年妊娠、caregiverの収入が減って1日1食での生活、とにかく訪れる家庭が想像以上に貧しい。学校は来年の1月に再開すると政府は案内しているけど、学校も困惑している。子供たちが通ってきても十分な感染対策が取れない。(ハンドソープやサニタイザーを買うお金がない)学習意欲を失ってしまっている子も多い。教科書代、学費や給食費が払えない子が増えるだろう…先生たちの声も切実。 

今は自分自身も困惑している。状況把握をしている段階で目の当たりにする現実に心が折れそう。きっとできることはたくさんあるだろうけど、何から手を付けていいか分からない。優先事項を整理しないと空回りして足手まといになりそう。本当に必要な事を考えないと。

だから、冷静に、心に余裕を持って日々を過ごそうと心掛けている。

ウガンダ人の優しさに救われる事もある。近所の子たちはとにかくかわいい。1日の終わりに一度も顔を見なかったら必ず玄関越しに声をかけにきてくれる。配属先の上司や同僚もとにかく何でも聞きまくる私にきちんと説明してくれる。ありがたい。

きっと無理しすぎると、人の優しさに気づけなくなる気がするから、無理はしない。無理はしないけど、悠長な事も言ってられない…。現実と考えることからは逃げずに過ごしたいな。

そんな事を思っている。

これからどうなるかな…

停電したのでここで終わりにします。     


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