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アンボセリ国立公園でライオンの目撃率をあげるには
ライオンが確実に見られるのは、ケニアではマサイマラNR。タンザニアではセレンゲティNPとンゴロンゴロクレーター。
でもね……、
アンボセリ国立公園でライオンの目撃率が上がっています!
2012年頃から、私は行くと必ず”目撃しています。しかも2度3度。
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以前は今ほど見られなかったのですが、それでも国立公園の南にあるキャンプサイトで寝ていたら、夜中にライオンの唸り声を何度も聞きました。
実は私が取材した限りでは3つのプライド(群れ)がいます。
車の窓から闇雲に探すより、「このあたりはテリトリーだからいるはずだ」と目を凝らせば、目撃確率は上がります。
どこよりも詳しいオリジナルマップでしっかり説明しますね。
また、探し方のコツも。
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まず、アンボセリNPの全体図。
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ライオンのテリトリー 1
国立公園中心部から東端の“キマナゲート”に向かうメインロードあたりは、見晴らしが良い開けた草原、いわゆるオープンランドです。ここが1つ目のテリトリー。私はオープンランドプライドと呼んでいます。
私の経験では3つの中では2番目に高い頻繁で目撃しているプライドです。草原を横切る道が限られるためちょっと目撃の頻度は下がるのですが、もちろん道沿いに現れたりすることも多々ありますよ。
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キボキャンプにお泊りの方は、ゲートを入るとしばらく左右に木々が多いのですが、そこを過ぎると右手が開けてきます。
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木々がなく開けているので、見つかればじっくり観察することができますよ。
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草原にはヤブ地があり、そこに隠れちゃっていることもありますが、ヤブの際のあたりに出てきていることもよくあります。こんな所を探してくださいね↓ ヤブの際です。
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この場所でハンティングに成功したメスライオンがヌーを食べていました。
また別の日、チーターもグランツガゼルを倒していました。
前半はライオン、後半はチーターです。
2つ目のテリトリーは、最もよく目撃している群れ。場所も分かりやすいです。
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