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自分のメディアの創り方

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ツイートの幅を拡げる4つのライティング作戦〜書き方の秘密はウマ娘が教えてくれた〜

「ああ、また言いたいことを上手く言えなかった……」 ツイッタラーの誰もが経験する「言いたいことが上手く書けない問題」。私も現在進行系で悩んでいる悩みです。 現世は正にテキスト戦国時代。文章の量は幾何級数的に増え、仕事のメールはもちろん、日常の会話までLINEとなり、さては愛の告白までテキストで済ましてしまうとか。 その時代の中で「自分の考えを上手く文章に落とし込むこと」は乱世を生き抜くサバイバルスキルであり、これを極めた暁には人生での逆転すらをももたらす究極技巧と言えま

「シャネラのリップ」を胸に、不満足と生きよう

昔の同僚の彼女は、いつも何かを追い求めていた。 本人は気付いていないと思うけれども、彼女の口癖は「いまで満足?」だ。背伸びを続ける彼女は、その内なる声に苦しんでもいたのだけれど、やがてよりチャレンジングな環境へと羽ばたいていった。 そんな彼女のこと思い出したのは、最近素敵なひとに出会ったからである。ただ難点がひとつ。彼女はとても嘘つきなのだ。 漫画の話なのだけれどもね。 チャンスは平等には与えられてない『嘘つきユリコの栄光』をご存知だろうか。中学生ながらちょっと顔をし

創作は変化をつくることだ - ゴールまであと少しな350日目

ということで350日目を迎えました! 少し前にも書きましたように、365日目で毎日投稿を終えようと思っていますので、あと15日。ゴールが見えてきました。 節目節目での御礼となってしまい大変恐縮ですが、ここまでやってこれたのも本当に、ひとえに、間違いなく読んで頂いている皆さまのおかげです。 常日頃お付き合い頂きまして、本当にありがとうございます! さすがに250日を超えたあたりから毎日書くのがしんどいです。もう楽しいとかじゃなくて、単純に意地で続けています。 特に10

小学生に「それってあなたの感想ですよね」と言われて、編集の大切さを痛感した

日常のちょっとした楽しみ。コンビニスイーツ。セブンイレブンで新作のスイーツが出ていたので早速買ってみました。 なるほど。ナッツが香ばしく香る中で、ベリーの甘さがアクセントになっており、ただのムースに留まらない仕上がりになっています。 もちろん独り占めは良く無いので、我が家の小学生にも美味しいよと分けてみます。すると、​​少々お口に合わなかったみたいで、もういいやとのこと。 えー。美味しいよね?と聞いたところ、返された言葉が、 「それってあなたの感想ですよね」 最近の

書いているから気付けた、「読ませる」文章の5つのキーワード

自分で文章を書くことは、つくづく良いことです。読むだけでは気が付かなかったことを気づかせてくれます。 どうすれば読まれるのか。常日頃からそれを考えていると、面白い文章を見た時に「なぜ面白いのか」と考えるようになったのです。 「わかる」と「できる」は違うとよく言われます。ただ「わかる」の前にも「気付く」のステップが隠れています。 気付かないことは、わかることすらできません。興味が向くから「気付く」ことが出来るのだと思っています。 で、今回は日々書いている中で気付いた「読

誰の文章か分かる文章を書いてみたい、なんて思っていた時期がありました

文章は人柄を反映します。本人が気づかないうちに、考え方、価値観、その人の雰囲気まで、文章には醸し出てしまうものです。 本やnote、Twitterのような短文ですら、その言葉の連なりに感嘆を覚え、惹きつけられて読んでしまうことはよくあります。 逆に、そんな文章を書いてみたい、なんて思ったこともありました。言葉の醸し出す雰囲気から、​​​​自分の言葉だと分かるような、なんてね。 歌人のプライド 先日、Twitterで『サラダ記念日』で有名な、俵万智さんのTweetがバズ

33日後に毎日投稿を終えたいので、土日のPVをチェックしてみた

昨日、気づいてしまったのですよ。 あとちょっとで365日じゃないですか! ここで毎日更新を止めずに、いつ止めるんだ!!!щ(゚Д゚щ) いや真面目な話ですね、さすがにもう毎日更新する必要ないと思うんですよ。理由は3つありましてね。 一つ目で、かつ、最大の理由ですが、もう読んで頂くのも申し訳ない状態で出していることも多々ありまして。 ちゃんと推敲して出したいと常々思っているのですが、 惰性で続いてしまいました。 いえ、惰性で続けるには大変すぎるのですけど… 私だって

「普通の言葉」のための「長く書いて一文字の負担を減らす」戦略

海外との会議が続いています。ヨーロッパとの会議が続くと、時差が結構きついのですね。この生活を長く送ってきた人はさすがだなと思います。 相手を凝視して気づいたのですが、顔と声が完璧に一致している最近の技術は本当に凄いですね。少しでもズレたら相当な違和感を感じると思うのに。 そのため夜が遅く、書くサイクルが乱れてしまっています。noteの長さもまちまちになってきてしまいました。 そこで気づいたのが、私みたいな「普通の言葉」を使う人は、ある程度文字を使った方が良いのだなという

書けなくなってきたら - イチローのスランプ脱出法

最近あまり上手く書けてないなぁと、悩んでおります。理由はおそらく、本業に意識を取られすぎているからです。常に落ち着かない感じ。 一日中クラッチを踏んだままアクセルを踏んでいる感じで、時折進むのだけれども、なんだか空回りしている感がすごいのです。 「スランプ」という言葉が頭に浮かびます。こんな状態になったら皆どうしてるのかなと、ちょっと調べてみたら面白かったので、そんなお話です。 自分が原因か、外部が原因か スランプとは、一時的に調子が出ない状態と言われます。それまで出

測定は、変わるべきタイミングを教えてくれる

寒い朝になりましたね。 こうなるんだったら教えて欲しかったなぁ、なんて思いつつ、少し調べると今朝寒くなることは既に言われていたことを知ります。 「急な冷え込みで体調を崩さないようお気をつけ下さい」 なんて、天気予報アプリでもしっかりコメントされている。 スマホの天気予報を見れば、時間単位で気温や天気の推移が分かり、一週間先まで予想があります。これは、これまでの測定経験の積み上げです。 この測る力は、変わるタイミングを掴む上で、とても大切な力だと感じています。 雲研

ネタは視座×視点で幾らでも出せるが、面白いものが書けるかは体力×気力×時間の掛け算次第

毎回、「面白い話を書きたい」とは思っているものの、結果を見ると、質には結構なばらつきが出てしまいます。 書く技術が一気に上がれば話は楽なのにナァ。ただ、技術は段階的にしか上がっていかないので、短期的に見れば一定です。 そんな、技術一定の中で、面白いものが書けるかは、ひとえに体力と気力と時間次第だと感じています。 体力と気力と時間 体力と気力と時間があると何ができるかというと、丁寧に対象を見ることができるのです。 「あのお花綺麗だね」 「見たことがない雲が浮いてる」

「カッコつけず、書いてみようよ」と励まされた気がした

10月月初。Twitterで、会社の内定式がありましたとの投稿が多く出回っていました。内定式を経験したことがない私にとっては新鮮な文化です。 新しい仲間を迎える時には、迎え入れる側も緊張するものです。皆さまはそんな時にどのような言葉をかけましたか。 少し憧れるような、それでいて、その競争の中で生きるのは大変だよなとも思うような。そんなことを思いながら『内定式』に想像を馳せていました。 言葉で生きる人たちの歓迎の言葉 作家。言葉で生きる人たち。そんな人たちの新人の迎え入

noteとTwitterに慣れてしまったら、とてもFacebookに投稿なんて出来なくなってしまった話

メールをチェックすると、偶然Facebookからのメールに気付きました。 「知り合いのxxさんが近況アップデートを投稿しました」 最近ご無沙汰な方だったので、ついリンクをクリック。すると、お店の料理の写真と共に、 「近所のxxのお店に来ました。とても美味しいです」 との投稿。 なるほど。そう言えば久しぶりにFacebookを開いたので、ついでにシュシュっと画面をスクロール。 そこで感じたのは、タイトルの「もう自分はFacebookに投稿することはないだろうな」との

彼の発信を「見えなくした」黒幕

突然ですが、私はほうれい線に悩んでいます。これが無かったらもうちょっと若く見えるのにナァと、鏡を見てはため息をつきます。 指でほっぺたを押し上げながら、顔を左右にゆっくり動かす。そして、うむ、やっぱり5歳は若く見えるなと納得するのです。 ただ、頬の押し上がっている顔は、どこかで見たようなことがあるような顔。自分の顔とはとても思えない。別の誰かの顔のよう。 Twitterで彼に出会った日 いつも通りTwitterに勤しんでいたある日のこと。私のTweetにコメントをして