見出し画像

夏旅〜3日目

8月14日(木)
02:00 起床
窓の外はジリ(釧路の人は大粒の霧雨をジリと言う)で視界は3mもない。ルパン三世の作者であるモンキーパンチの生まれ故郷、霧多布岬に立ち、朝焼けの中で「瑠璃色の地球」を熱唱するという野望は果たせなかった。視界のない深夜にドライブするような無茶はできない。
まだまだ早いので もう一度眠りませう。

↓ 目指したのはこちらの景色

霧多布岬の朝焼け
北海道の風景・高画質(1920×1080)
PCデスクトップ壁紙専門ブログ引用

08:30 釧路市湿原展望台の散策路

釧路湿原界隈はかなり高確率でシカに遭遇します。

朝ごはん中のシカさん
釧路市湿原展望台
遊歩道閉鎖のお知らせ

ああ なんということでしょう。遊歩道を散策する予定でしたが、熊の目撃情報があったため遊歩道は閉鎖していて散策できず。北斗展望台園地にも行くことができません。

↓ 目指したのはこちらの景色

北斗展望台園地 

残念。

釧路の予定を切り上げ、早めに帯広に向かうことにしました。


12:00 ファームレストラン野島さんち
農家の野島さん一家が経営するレストランのランチを楽しみにしていましたが、お盆で従業員がお休みのため、お店もお休みしますと張り紙が・・・。

今日はそういう日みたいです。


12:10 幸福駅
旧国鉄広尾線を再現した木造駅舎やホーム、ディーゼルカーがあります。

ピンク色の切符がたくさん貼られています。前日のカヌーガイドさんによると、幸福駅に貼られた切符は今年4月にすべて掃ったのだそう。まだ4ヶ月しか経過していませんが既に駅舎の中はたくさん切符が貼られていました。

国鉄時代の切符

旅の記念にと、カヌーのガイドさんが幸福駅と愛国駅の国鉄時代最後の年(1986年)の観光旅行記念キップをプレゼントしてくれました。
貴重な縁起物はうれしいサプライズでした。


12:45 六花亭 六花の森
ランチ難民になった私達は、次に行く六花の森にある六’café(ロッカフェ)でランチをとることにしました。食事も美味しかったです。

豆のスープとパン
ザンギ(娘が絶賛していました)
ビーフシチュー

食後は六花亭の花柄包装紙に描かれた草花でいっぱいの森を散策しました。散策路には坂本直行氏の作品を展示した建物が点在していて、六花の森は自然と融合したアートを鑑賞できる素敵な場所でした。
(所要時間は約1時間)

14:00 六花亭 アートヴィレッジ中礼内美術村
十勝にゆかりのある画家の美術館やギャラリーが、広大な原生林の中に点在しています。十勝にはたくさんのガーデンがあり、他の場所に訪れることは時間的に難しかったですが、この場所で十勝のガーデンというものに少し触れられた気がします。一般的な庭園は造り込まれた庭ですが、ガーデンは森の中に人の手が入った庭という感じでまったく趣が違いました。緑が美しい。
(所要時間は約1時間半)


16:00 帯廣神社
教えて頂いた花手水。今日は何かとスムーズではないけれど、シマエナガおみくじはみんな大吉です。

花手水

17:00 ホテル到着
この日のお宿はモール泉の十勝川温泉です。アイヌの人たちの中で「薬の沼」と呼ばれていたという言い伝えがあるそうです。モール泉は鉱物成分より植物成分の多いく全国的に見てもかなり希少な温泉です。はじめてのモール泉なので楽しみのひとつでした。お湯は琥珀色でアルカリ性のしっとりまろやか系のよきお湯でした。


21:30 早めの就寝

4日目につづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?