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ねむり~シロクマ文芸部

お布団からお布団までのあいだ


たましいはどこにいるのかな


電気毛布がポカポカする頃あい


閉じた瞼に真っ白な閃光走れば


一瞬で意識の森にとばりが降りる


ここにいるのにどこにもいない


覚えているようで覚えていない


生き物はねむるわたしはねむる


実在していなくてもそこにある


たましいが今夜もねむりに漂う


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