自分をモノに例えると
「あなたをモノに例えるとなんですか?」
就活面接の想定質問としてたまに目にするこの質問。
あなたならどう答えますか?
よく聞くのは潤滑油やスポンジですね。
人間関係をスムーズにします、だのどんどん吸収します、だの説明するのでしょう。
実際のところどうですか?焦ってしまって
「…税理署です!貴社に興味があるので、、、」なんて答えますか?多分ダメですね。だってモノじゃありませんから。
そんなことにならないためにも、この質問の回答を考えていきましょう。
最後には私の考えた究極の回答をお伝えしますので、ぜひ最後までご一読ください。
1.私は「潤滑油」です。
定番の潤滑油ですが、これって実際どうですか?
潤滑油とは、『機械同士』の接触の摩擦を少なくするために使われる油のことです。つまりですよ。
ソチら、会社の機械(笑)社会の歯車(笑)ギスギス(笑)m9(^Д^)プギャーwwww
こう言っているのとなんら変わらないわけですね。とんだ侮辱行為です。「モノに喩えろ」と言われているのは我々の方だけであって、面接会社の社員の皆さんではありません。
また、つぎです。
読みましたか?では気づきましたね?
そう。議論により発生する熱を奪おうとしているのではないか。そう考えられて何らおかしくないわけです。
これでは採用はおろか同業他社からの差金疑惑をかけられてとっちめられてしまいます。
ちなみにスポンジもNGです。吸収したあとは絞って捨てないと新しく吸えないので。自分は鳥頭だと言っているのと同じことになりますからね。
2.自分の特技を活かす
続いてお伝えするのは、大学生活で培った技術・技能や自らの強みを伝える方法です。
企業が面接で知りたがっているのは、「あなたの性格や強み」です。
当然この質問でも、あなたの性格や強みを知りたいと考えています。
どんなものに例えるのか、自分のどんな特徴をものに例えるのか、などの情報をもとに、あなたがどんな価値観や考え方を持つ人なのかを確かめているのです。
自分では考えられない!そんな方のために、以下に例文を置いておきます。
「私はロボット掃除機です。自分で状況を判断して行動します。」
「私は目覚まし時計です。まわりに発破をかけてやる気を引き起こします!」
「私はロードバイクです。陸上で鍛えたこの脚で、山道も難なく乗り越えます。」
「私は砂時計です!体感で3分きっかり計れます!」
「自分はアルトバイエルンです。腹に肉割れがありますし、名前がかっこいいので…」
3.採用間違いなし!〜究極の回答〜
ここまで長々とお疲れ様でした。
色々考えてきましたが、まあ、簡単なことです。今から『コタエ』をお伝えします。あなたはこれさえ答えればいい。ここを乗り切れば内定は決まったようなものです。御社も貴方が欲しくて欲しくてたまらない。もう離さない。例えあなたがテロリストでも受け入れてくれるでしょう。
……では、究極の回答をお伝えします。
「私はもう身も心も貴社の『モノ』です/////♥」
これです。
「あなたを人間に例えると?」なんて質問をする面接官はいませんね。だってあなたは人間ですから。
あなモノ質問をされると確かに困惑するかもしれません。我々に大喜利をさせて楽しいか?ふざけているのではないか。不買運動をするぞ!
そんなことを思うのも妥当な話です。
しかし実際は、あなモノ質問をしてくる会社はあなたをモノではなく人間として扱う気マンマンなだけなんです。伝え方が不器用でカワイイ。良い会社ですね。
そんなことはさておき。
「きみが人間だったらどんなだろう」
「…ふふ、私は人間ですよ。貴方が私を人間にした…」
ロボットと人間のラブストーリーですね。わかりましたか?求められているのはこれなんです。
面接官の誤りを、優しく、かつ誠実に訂正する。そんな他者への思いやりに満ちながらも過ちに気づき、修正のできる聡明さ。そして大胆な発言に恥じらう淑やかさ。これが求められているものです。そうでしょう?
「私はモノですよ。もう、面接官さんったら!」
こう答えても良いでしょう。お茶目に訂正し、グッと距離を縮めるというわけですね。面接官さんもメロメロです。
『私はもう体も心も貴社のモノです…/////♥』
まあ、私を信じてこう答えなさい。きっと輝かしい未来が待っているでしょう。
2024/03/14
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