如意輪観音をめぐる旅10|醍醐寺展@大阪中之島美術館
「京都の夏は、暑いから行かない」
という人も多い。
私は昨年も行ったけど、確かに暑かったです。広々とした広隆寺で汗だくになって、弥勒菩薩様にお会いしました。
でも東京に居ても暑いし、この歳になると、行ける時に行っておかないと「いつか」は来ない。
ということで、西へ。ポイントで乗った新幹線グリーン車で、初のモバイルオーダーもできました。コーヒーは京都のイノダコーヒ。すでになんだかうれしいです。
西に向かった目的は、大阪中之島美術館で開催されている『醍醐寺展』。こちらに京都・醍醐寺の如意輪観音さまが出展されているのです。
春先くらいから、行けるかな?行きたいな。でも体調も万全ではないし、暑いしな。とモンモンとしておりましたが、決行です!
仏像は展示会で拝見すると、明るいところで真正面からじっくりと、さらに後ろからも見れる。展覧会で仏像を見てから実際のお寺に行くと、より仏像と仲良くなれる気がするんです。
新大阪で新幹線を降り、まず駅でアンリ・シャルパンティエの店舗限定の「えびすフィナンシェ」をget。
そして、大阪はあまり馴染みがないので、タクシーで大阪中之島美術館へ。タクシーの運転手さんも場所をよく知らないらしく、建物の近くで「あれだよ」って下されたのですが、入口どこ?歩くのが嫌だからタクシー乗ったのに、結構歩かされました。
会場は平日だったからか人も少なく、イヤホンガイドを聴きながら、とってもスムーズに見ることができました。基本、写真はNGなのですが、初音ミクとコラボしてるARコーナーは撮影可。
今回の展示会では、醍醐寺が所有する国宝14件、重要文化財47件など計約90点が一挙公開されています。主な展示品は、
私のお目当ての
⚫︎重要文化財「如意輪観音坐像」平安時代(10世紀)
前期展示の目玉である
⚫︎国宝「文殊渡海図」(鎌倉時代・13世紀)
⚫︎重要文化財「大威徳明王像(上醍醐五大堂五大明王像のうち)」平安時代(10世紀)
⚫︎重要文化財「不動明王坐像」快慶作 鎌倉時代 建仁3年(1203)
などです。
加えて、修験道(山伏)の山岳修行の場でもある醍醐寺らしく、密教法具などの展示もありました。
そしてオリジナルグッズとして、御祈祷済みのマンダラノートや如意輪観音さまのアクリルスタンドなどがありまして、これが旅の途中でなければマンダラノートを買い占めたかったです。
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