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如意輪観音をめぐる旅①甲山大師神呪寺

昨年から、如意輪観音を巡る旅をしています。

今回は日本三如意輪観音にもあげられている神戸、西宮の神呪寺(かんのうじ)の如意輪観音について。

日本三如意輪観音とは
大阪・観心寺(かんしんじ)
神戸・神呪寺(かんのうじ)
奈良・室生寺(むろうじ)

如意輪観音とは

「如意輪観音」の「如意」とは如意宝珠(チンターマニ)、「」とは法輪(チャクラ)の略です。

「如意宝珠」は意のままに智慧や財宝、福徳もたらす宝の珠。
「法輪」は煩悩を打ち砕く輪。

その2つを持つ観音菩薩ということで「如意輪観音」。
六観音(聖観音・千手観音・馬頭観音・十一面観音・准胝観音もしくは不空羂索観音・如意輪観音)の一つに数えられ、天界道に迷う人々を救うとされますが、6本の手で六道すべてに救いの手を差し伸べるともいわれています。

仏像のお姿の特徴は、片膝を上げ、そこに肘をかけて指先を頬に当てている”思惟”の姿です。足裏は両方を合わせており、輪王座と呼ばれる姿勢が一般的です。どうすれば人々を救えるのかと悩んでいる姿だとされています。6本の腕の六臂像で、手には如意宝珠と法輪(輪宝)を持っています。

甲山大師神呪寺(かぶとやまだいしかんのうじ)

甲山大師神呪寺(かぶとやまだいしかんのうじ)は、兵庫県西宮市甲山町にある真言宗御室派の別格本山の寺院。甲山の山麓にあるところから、通称・甲山大師(かぶとやまだいし)と呼ばれています。

寺号の「神呪寺」は、甲山を神の山とする信仰があり、「神の寺」→「かんのじ」→「かんのうじ」となったようです。なお、「神呪」(じんしゅ)とは、「神秘なる呪語」「真言(仏様のお言葉)」という意味であり、「じんしゅじ」の時代もあったようです。

開祖は第53代淳和天皇の第四妃真名井御前(後の如意尼)。ご本尊は、如意輪観音坐像(国指定重要文化財)

如意輪観音坐像(にょいりんはんかぞう)
国指定重要文化財。桜財寄木造り彩色、像の高さ98.7cm。一名融通観音。天長7年(830)弘法大師が開祖・如意尼公のお姿をそのまま写して刻まれたとされています。秘仏で、毎年5月18日に秘仏開帳・融通観音大祭を行っています。

融通観音大祭に行って来ました!

毎年5月18日に融通観音大祭があり、本尊の御開扉がありますので、昨年(2023年)行ってまいりました!

前日、三宮のホテルに宿泊したので、電車で阪急の夙川駅まで行き、そこからタクシーに乗りました。

駅も道路も大渋滞ということはなく、バスはちょっと並ぶ方もいたようですが、混乱はなかったです。

左から大師堂、弁天堂、本堂、不動堂、納骨堂と並んでいます
本堂
本堂
大師堂(こちらから入ります)

堂内で30分くらい並んだでしょうか。公開されている弘法大師坐像、不動明王坐像、聖観音立像などを拝見しながら、如意輪観音様に近づいていきます。

間近で拝見する観音様は、伏し目で、首をかしげていらっしゃって、なんともいえぬ表情をされていました。ちょっとオラオラ系にも見えます。友人は「まるで桃井かおり」というのが、言い得て妙。

展望所からは市街を一望できます

こちらには「融通小判」という、お金を融通してくれるという小判もあります。もちろん、しっかりといただいてまいりました。

甲山大師神呪寺
兵庫県西宮市甲山町25-1
Tel:0798-72-1172
寺務所案内時間:午前9時~午後4時30分
閉堂時刻:午後5時
参拝者用無料駐車場:普通車80台分
アクセス:阪神西宮駅からバスで30分(甲山大師前下車)

観音様の画像はこちらからどうぞ!


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