tiktok=ヴィレヴァン説
tiktokを眺めて一日が終わってしまうという話。
皆がどんな使い方をしているのかは知らないけれど、立ち上げた画面(おすすめ)をひたすらスクロールしているうちに、時間が溶けている。
取り立てて何か見たいものがあるわけではない。
そもそも「おすすめ」ならランダムに流れてくるし、(なんとなく視聴傾向を踏まえてチューニングされている気はするけど)、ジャンルもバラバラだし。
よくわかんない踊ってるやつ、ショートコント、CG作品、衝撃映像的なやつ、その他諸々。
ミーム的な、世界中で流行している謎のネタもあれば、それで人気になったクリエイターがネタに使われたり、コラボしていたり。khaby lameとか…。
(そのあたりの使い方を想定して、引用して使いやすい仕組みが整っているんだろうな、と思っていたら、そうでもないらしい。わりとグレーゾーンな動画も多いそうな。)
いわゆるUGC(ユーザーによって作られるコンテンツ)なので、ほとんど素人が作ったコンテンツだし、何のために撮った?的なクオリティの低いものも少なくないけれど、音楽を載せやすい仕組みがあり(著作権をクリアした曲を公式に提供していたり、誰かの投稿した曲を使えたりする)、よく使われる曲は限られてくるので、耳なじみのある曲になんとなくごまかされているうちに終わってしまう(何より1本が短いし)。
この感じ、どことなく何かに似ている気がしていた。
・目的は特になくて、暇つぶしにちょうどいい
・ネタ物やエログロナンセンスが揃っている
・よく分からん海外のモノがある
・雑多なものに満ちていて
・ランダムな出会いがある
そこへ行けば何かしら面白いものがあるような気がして行ってしまう感じ。
…そう。遊べる本屋、ヴィレヴァンことヴィレッジヴァンガードである。
・なにか面白いものがある気がする
・大体同じようなBGMが流れている
・気づいたら対象年齢低くないか…と思う
・気づいたら時間が過ぎている
・そして何の実りもない
・でもまた来てしまう
結局何が言いたいのか分からなくなってしまった。このようにして無駄な時間を過ごしてしまう。
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