これがボーイミーツボーイか‎…

自分の過去に思い馳せていて、個人的にこれは邪魔なものだなと思うんだけど、
それはそれとしてあれほどの激しい感情を良くも悪くも人に対して抱いてぶつけることって、そうそうあることではない‎…かもしれない。と、思って。人間のことなんて知らないので勝手に言っていますが‎…

で、思ったのは、瑞垣が門脇や巧に対して激しい感情を抱いたのは、そしてそれをぶつけられたのは良くも悪くも彼に作用したよね。もうこれは原作に書いてあるとおりで。
あれは決して良い面だけでは無いんだよね。
シンプルに疲れるし、彼が二人に抱いた激しい感情って負の要素が強いから。

そんな中で豪ちゃんには(煽ったり煽られたり傷つけたりもしたけど)穏やかに心情の吐露ができたのは瑞垣にとって良かったなと感じてて、
一瞬でも瑞垣が心を通わせた相手なんだろうな。自分と彼を比較して重ねて考えて、豪ちゃんに寄り添った。
関係性や今後のことを思うとそれが恒例化するとは思わない(そもそも豪ちゃんが巧や自分のことで手一杯)けど、瑞垣にとって本当に大切な瞬間だったと思う。

こうして考えていくと、彼のカウンセラー的要素と、門脇や巧とは違った激しい感情を抱かせ吐き出させる要員になっているのは海音寺だなと改めて思う🤔
あのーハガレンでエンヴィーが「こんなガキに理解されるなんて」って慟哭する名シーンがあると思うんですが、あれに近い感覚‎…「自分とは真逆であるはずのおまえに理解されるなんて」っていう‎…
見抜かれたくなくて見抜いてほしかった門脇に対する感情だったり、野球に対する感情をあんなスピードで言い当てて煽って見せつけてくるくせに変に優しい(気持ちいいことさせてくれたり身を挺して庇ってくれたり)し、自分の弱さを惜しげもなく出してくる(そして寄り添ってはくれない)の、振り幅すごすぎて感情めちゃくちゃになるんですが‎…‎…
おまえなんなの??って割と出会って数回の頃から言えて、言いたくなかった余計な言葉や感情を引き出させて安眠させてくる海音寺さんに出会えて良かったね‎…‎…

や、激しい感情を抱くのって本当に疲れるけど、それが無くなるのも寂しいもんだから、
憎悪ではなくプラスの方で強い気持ちを抱かせてくれて程々にぶつけさせてくれる相手に出会えたらそれは幸せなことだと思うし、ちょっと羨ましいな。いや大分羨ましいな 瑞垣に出会えたら海音寺と海音寺に出会えた瑞垣‎…‎…

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