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自由と不自由

ここのところ
また体調が悪い日が続く

今まで難なくできたことが
できなくなったり
それが原因でからだが重怠くなったり

動きたいのに
動けない

焦りと
苛立ちと
虚無感と

なんとも言えない感情

他の人にとっては
きっと
ほんの小さなことで
ほんの些細なことなんだろうけど

私にとっては
どんどんと
その
悪気なく差し出された
些細な言葉たちに占領されて
こころが蝕んでいく

つらいって
疲れたって
苦しいって
吐き出せない

そんな周りの人を不快にする言葉は
吐いちゃだめだよって
教えられたから

容易には吐き出せなくなった
限られた人にしか吐き出せなくなった

吐き出せないから
ぐるぐるまわり
さらに苦しくなっていく

振り子のように

気持ちが行ったり来たりする

吐き出したい気持ち
吐き出しちゃだめだと抑える気持ち

またあの頃に戻りそうで
張り詰めてた一本の線が切れてしまいそうで
怖い

自由に自分を出せたら
自由に表現できたら
どんなにいいだろう

もし
私が大好きな人たちだったら
どんなふうに振る舞うだろう
どんなふうに表現するだろう

でも
その人たちは
自分は自分だから
好きなように
自分が思うように
表現すればいいんだよ
と言うだろう

きっと
自由という言葉に縛られているのだろう

自由という
不自由を感じているのだろう

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