知られたくない(悪用しそうな)相手に個人情報を知られてしまった場合に一応やっておいた方が良いこと
前回の件(愚痴垢からの謝罪一件と個人情報を悪意を持って入手されたことが発覚した話)があり、知られたくない方に住所氏名等知られてしまっている可能性がある方、お名前のみの方など、自分が調べた範囲と伺った中で対策方法を取り急ぎ集めてみました。
近所の交番に届けておく。
→真っ先にお世話になりそうな距離の交番の方に『住所氏名を知られている方に押し掛けられたりする可能性があり、その際はご相談させてください』と言ってみました。女性であることもあり、「洗濯物やポスト、郵便物、敷地内で少しでも異変があれば躊躇わず呼んで下さい」と名刺をいただきました。心強いですね!
ポストに鍵を掛ける。または手紙を郵便局留めにする。
→鍵は無駄かもしれませんが、少なくとも鍵を開けられた痕などがあれば警察に相談できます。局留めにするのも良いと思います。
おうちはしっかり施錠。不安ならホテルや友人宅へ避難。
→鍵を掛けていれば侵入された時にやはり警察に不法侵入で相談ができます。きそうだな怖いなという時があれば特に一人暮らしの方は避難した方が心がましそうです。
住民基本台帳事務における支援措置(住民票を第三者に取得させない措置)
→DV,ストーカー、児童虐待等の被害者を守るための制度です。住所氏名が知られていると住民票を取得できてしまいます。世帯主があなた一人ならまだましですが、世帯の家族の名前(例えばお子さんの名前など)まで知られてしまう可能性があります。氏名程度しか知られていない方は現在お住まいの区や市の市民課へ申し出てみてください。
既に住所氏名が知られてしまっている方は引っ越ししかないですと言われたのですが、その際には転出届を出した後、新住所に転入届を出す前にこちらの支援措置を受けて下さい。転入先の住所を知られないようにするための措置になります。
開示訴訟をされている方の個人情報マスキングについて
→仮処分の段階であなたの住所氏名が載った資料を匿名の相手は一方的に取得できてしまいます。IP開示後にプロバイダに訴訟提起する前の段階で、自分の住所氏名(不可能なケースもあります)を相手に明かしたくないのでマスキングしてほしいという旨を弁護士さんにお伝えし、裁判所に個人情報マスキングの請求をして貰ってください。
住所氏名が晒されてもピザも届いていないし大丈夫ですよ!と仰って下さる方もいらっしゃいました。私もそれでだいぶ心が軽くなりましたし、万一悪用された時も、分かり次第法的にちゃんと対策ができますので案外大丈夫みたいです。たぶん…。最後の開示資料のマスキングはぜひ開示されてる方忘れがちなのでやって貰ってくださいね。
今後もnoteにいただきましたサポートや、本の頒布でいただきました分は訴訟費用の一部に補填させていただき、皆様により有効なフィードバックをさせていただきたいと思っております。
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