見出し画像

足利市駅と足利駅 【あしかが観察日記#1】

足利市とは

 都道府県魅力度ランキングで最下位らへんを大体争っている北関東3県、のうちの栃木県、の足利市。修学旅行先としては日光に負け、知名度としては宇都宮に負け、ゆるキャラでは佐野に負けている場所である。(自分調べ)
 そんな足利市、実は映画撮影地になったりフラワーパークがあったり刀剣フィーバーしたり小京都を名乗っていたりと結構面白いのだ。
 この面白さを共有したいな〜ということで、勝手に観察して書いていこうと思う。


足利駅と足利市駅

 東京から1時間くらい電車に揺られればそこはもう足利市。と、ここで早速罠が用意されている。市内にはJRの“足利駅”と東武鉄道の“足利市駅”があるのだ。やめてくれ。

 東京から行くとなると浅草〜北千住〜東武動物公園〜足利市駅をばびゅんと突っ切る特急・りょうもう号が楽だと思う。そうなると東武鉄道なので、着く駅は“足利市駅”になる。

 足利市駅にはお土産屋が併設しており、市のゆるキャラ“たかうじ君”のパネルが出迎えてくれる。ざっくりと足利市や栃木のお土産が並んでいるので、帰りにサクッと買えるのが利点だ。大麦ダクワーズは勿論、ココファームのワインや足利学校で売っている孔子の論語(ペラい本)、さらにたかうじ君グッズも扱っている。刀剣コラボの際は開催2年後くらいまでずっとグッズが並んでいた。たぶん在庫が切れるまで置いてあった。(流石に2024年現在は無かった。)

 お土産屋の隣には安心安全のデイリーヤマザキ。アメニティも結構あり、宿泊の際も助かるラインナップだ。反対側の出口からちょっと進むと天下のセブンイレブンもある。駅のすぐそばにコンビニが2軒あるのはなかなか都会ではないか…そんなことない?

 デイリーヤマザキ側のロータリーを進むとホテルにつながるビルがある。テナント大募集中のこのビル、数年前にタピオカカフェ的なちょっとオシャレめなお店が出ていたのだが、気づいたら無くなっていた。足利にタピオカは早かったのだ…。

 一方JR足利駅は小山や宇都宮に行くには便利だ。例のフラワーパークに行くにも便利。足利駅自体は、街の様々なお店が並ぶ通りの奥らへんにある。東横インだってある。ココファームの直営店のレストランもある。喫茶店もないことはない。駅周辺パッと見はほぼ見えないのだが、通りが近いのでお店は探しやすいと思われる。とはいえ両毛線は1時間に1本なので、暇を潰せる何かしらを近くに欲しいところ。

 という訳で個人的には足利市駅をお勧めします。りょうもう号が好きだから。あと発車ベルは渡良瀬橋が流れます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?