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高齢母とのふたり暮し③

いつもお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

コロナ禍に突入し、急遽母の疎開先を決めました。

わたしは、週末になると埼玉の自宅から茨城の母の所へ通う生活を送っていました。
母は心細いのでわたしとの同居を望んでいましたが、仕事がある為同居にはなかなか踏み切れないでいました。

そんな時、わたしの身体に異変が起きました。

辛い運動をした訳でもないのに、腕や足が痛むようになりました。

ん? なにかしたかな?
という感じ…
母の所で畑仕事はしましたが、そんなに重労働ではありませんでした。

2、3日経つと段々身体中が筋肉痛の様になり、
特に大腿部、足の付根が酷く内科で診てもらうことにしました。
何故か体重が減少していました。

結果は先生もよくわからず、とりあえず痛み止めを服用して様子をみましょう… ということになりました。よくある様子見です。
この時、体重が数ヶ月で4キロ減少したと訴えましたが、
「う〜ん… そのくらいの体重減少は普通にあるからね〜。」と、あまり真摯に受け止めていただけませんでした。
体重が4キロも減るなんて、普段の自分にはありえない事だったので申告したのに… 軽く流されましたよ。

翌日、痛みが更に増し歩き方がギクシャクする程辛くなったので、再度病院へ行くと
内科の先生から隣の整形外科へ行くように言われました。

整形外科では、触診を受け、レントゲンも撮られました。
触診で、
「大腿部の骨は悪くないみたいだけど…レントゲンとりましょう。
大腿骨壊死の可能性があるかもしれないけど、初期はレントゲンに写りにくいんだよね〜。」
と、とりあえずのレントゲンを撮られました。
結果、大腿骨には今のところ異常なし。痛みとは遠い場所の軽い膝関節症の診断が出ました。

個人的には、お医者様に対する不信感が徐々に膨らんでいきました。

結局、この日も痛み止めのみの処方で帰され…

数日後には、起き上がれない程の全身筋肉痛に襲われ、寝返りも辛くなり、寝床から起き上がるのに5分もかかりました。

どうしよう!! マズイ! 
なんとかしなければ…と、かなり焦りました。

もうこの状態にもなると、ネットのお蔭で、素人の私にでも薄々あの病気ではないか?という目星がつきました。

みんな仕事があるので迷惑をかけるわけにもいかず、わたしはまだ頑張れる!
と、ナマケモノの様なゆっくりとした動きで車に乗り込み、
目指した先は、同じ病院内の内科、整形外科の近くにあった【リウマチ科】でした。

今までの経過を説明し診断の結果、先生の口から出た病名は、【リウマチ性多発筋痛症】の疑いあり。
わたしの予想と同じ病名でした。

そして、処方された薬がプレドニゾロン。
服用すると嘘のように痛みが消えていきました。

59歳にして、まさかの膠原病発症です。
かなりの高齢女性に多い病気だそうで、その為症状を説明できない状態の人も多いらしく、原因は不明。
なぜまだ高齢者でもないわたしが…??
早いよ〜💦

自分では、多忙で長時間運転も多かった時期なので、何らかのストレスと紫外線を長く浴びたことが引き金になったのではないかと思っています。

危うく母のところへ行き来できなくなるところでしたが、なんとかなり胸を撫で下ろしました。

この後…
リウマチ科の先生と合わず、わたしの状況が一変することに。。。





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