原神にハマり中

 どうもこんにちは。

 今日は最近のゲームの話。
少し前までモンスターハンターライズをアホみたいにやっていたのですが、自分の中でやりたい所までやれたのでそろそろ新しい作品に触れよう!と考えてました。

 そこで次の作品として選んだのが、タイトルにもある「原神」。
今年に入ってからSNSなどで広告もよく見かけていたのもあり、アクションRPG好きとしては前から気になっていたんです。
何かと話題や評判も様々な作品ですが、果たして自分にはどれぐらい刺さるのか?
結論から言うと…だいぶ刺さっちゃいました。

「ワクワクする」ゲームデザイン

 個人的にこの手のRPGを選ぶ時は「いかにワクワクできそうか」を重要視しています。
何をもってワクワクするかは人それぞれだとは思いますが、自分の場合はロケーションや世界観が豊かで、あちこち探索したくなる感じだととてもワクワクします。
その点で言うと原神はロケーションがすごく良いですね。高い山や巨大な廃墟、あちこちに点在するオブジェなど、探索すればするほど好奇心をくすぐる造りになってるなぁと感心しました。フィールドにも膨大な数の宝箱や謎解きが隠されているので、探索はほんと飽きません。
七つの国が存在し、それぞれが独自の文化を持っているのも面白い所です。国によって土地の雰囲気が全く違うので、これから登場する新たな国がどんな場所なのか、自ずと楽しみになりますね。

 あとあまり注目されませんがこの作品、いわゆるフレーバーテキストがものすごい量です。
育成用の素材アイテム、レアリティの高い武器、道中で見つけたり購入して入手できる書籍から各キャラクターのバックストーリーまで、あらゆる所に世界観やキャラクターについて伺えるテキストが仕込まれています。これにはほんと驚いた。
何も考えずに読んでも十分作中の世界観を堪能できますし、様々な考察や想像も出来るようになっています。プレイヤーキャラを深掘りしているものもあるので、キャラ重視でプレイしている人にとっても楽しいですね。
これについては基本無料というのがほんと信じられないくらいの文章量なので、気になった方は是非いろんなアイテムや本をかき集めてみてください。

 最後にもう一つ、ワクワクする所して挙げたいのが「料理」。
原神はHPの回復からダウンした味方の復活まで料理でまかなうのですが、この料理がまたどれも美味しそうなんですよ。夜中にやると飯テロのレベルです。
鶏肉の串焼きやパンケーキといったシンプルな料理も美味しそうですし、様々な具材を贅沢につかった料理は美味しそうにしか見えない!
芸が細かい事に出来上がった料理の説明も出来に応じて変化するので、上手に出来るとさらに美味しさが伝わってくる文章で食欲を煽ってきます(褒め言葉)。
本編からやや逸れますが有志による料理再現も多く行われていて、これがまたクオリティ高いんですよね。飯テロとしての破壊力はこちらもなかなかに高いです。

現代的な部分もちらほら

 そんな原神ですが基本無料で括りとしてはソシャゲに含まれるので、現代的な所もあちこちにあります。
ガチャについては言わずもがなですが、毎日4つの小規模なクエストが「デイリー任務」として用意されていたり、一部の秘境(ダンジョン)で獲得できる育成素材が日替わりだったり、こういう所は昨今のソシャゲっぽいですよね。
あと「紀行」と呼ばれる、シーズン中に様々な行動目標を達成して報酬を入手出来る要素もあります。いわゆるシーズンパスというやつですね。パス未購入でも報酬は入手できますが、パスを購入することでより豪華な報酬が手に入るという仕組みも昨今の作品らしいシステムです。

 加えてちょっとびっくりしたのが経験値の増やし方。
多くのRPGは敵を倒して稼ぐ事が重要ですが、本作ではどんな強敵を倒してもごく少数しか経験値が稼げません。それよりも宝箱や任務報酬などで入手できる「経験値アイテム」を使う方が遥かに多く入手できるのです。
自分も最初は戸惑いましたが、アイテムはゲーム中の至るところで入手できるので、例えば入手したばかりのキャラも一気に成長させる事ができます。RPGでありがちな「レベルの低いキャラをパーティーに入れ込んで周回させる」という必要がないのも、現代に合わせたゲームバランスだなぁと唸りました。

 ガチャも天井が念入りに設定されているのもあり、辛すぎない一般的な割合だと思います(※個人の主観)。
ただこのゲーム、入手したキャラが重複した場合は代わりに強化素材が出てきてパワーアップできるのですが(いわゆる限凸)、これが6段階まで設定されているので完璧に仕上げるには同じキャラがもう6人必要です。
しかも限凸の積み重ねで使い勝手が大幅に良くなるキャラもいるのがまた悩ましい所。どこまでやるかは財布と欲望を天秤にかけて、ほどほどに…

 そんな自分は今のところまだガッツリ課金はしておらず、ガチャも頻繁に回してはいません。この先気に入ったキャラが出てきた時に備えて温存中。
もっとも、現在一番気に入っているのが(序盤で仲間になる)アンバーなので何も困ってません!!
…限凸はしたい(小声)


 前述した通り、自分はワクワクできる要素をあちこちに感じているでじっくり楽しんでいます。
もちろん改善した方が良い点もいくつかあるのですが(テキストとボイスの不一致など)、その辺を加味してもクオリティは高い作品だと思います。キャラはもちろん、世界観やストーリーに音楽まで、隅々まで気合いが入っているのがよく分かります。
既になかなかのボリュームですが、公開されているマップは七つの国のまだ三つ。これからどれだけマップが広がっていくのか…とても楽しみですね。

 今回は2ヶ月ほど遊んだ感想のお話でした。
 それではまた。

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