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静寂と歓声の狭間で:映画スラムダンク24試合目?

最後のチャンス、IMAX上映

おそらく最近では最後のスラムダンクの映画の話になります。
なぜ最後かというと、9/1で上映が終わったからです。

前回見た時は火災報知器の誤作動のようで、「火事です。火事です。」と言われて、最後の10分の1番いいシーンで中断、そのまま帰ってしまいました。

9月1日まで上映があると知り、ファーストデイの映画の日で安くなることもあり、そして、IMAXでもいい時間に上映していたので、最後あんな中途半端な終わり方だと嫌だなと思って見に行きました。

IMAXの圧倒的没入感

もう満足です。
IMAXやっぱりすごいですね。
すごく音がいいですし、画面も大きいので没入感が半端ないです。

通常スクリーンと、両方並べて比べないとわからないんですよね。
でも、普通は1つの映画を両方で見るってないじゃないですか。

今回は応援上映以外はIMAXで見ました。

応援上映の魅力

応援上映も気になっていて、1回行けたのでそれもよかったです。
花道が倒れるシーンがあるんですけど、そこで観客席で1人立ち上がる男性がいるんですよね。
応援上映の時にその人が立った時に、「魚住ー!」と声かけている人がいて、この人は魚住なんだ!って気が付けたことも良かったことの一つ(そこ?)。

スラムダンクの魅力

今回また改めて見ていろんなことを考えていたのですが、やっぱり私が好きな理由の1つは、①音(無音含む)、②チームビルディング、③マネジメントの仕方、でしょうか。

勝手にキャラクター分析

キャプテンはもちろん赤木なんですけれども、それぞれリーダーシップを発揮していますね。

・三井寿(ミッチー)
三井は知性という話を安西先生がしていましたが、自分の生かし方をとてもよくわかっていますね。
経験の部分も多いと思うけれど、今自分が何をしなければいけないか、そして、その時に何とか力を出せる。
それから、自分が活かされていることも、おそらくわかっているんだろうなと思います。

・宮城リョータ
主人公のリョータはやっぱりゲームメーカーですよね。
彼のパス、ドリブルから攻撃が始まるわけで、今の流れをよく見ています。
今のの流れと、味方の調子。攻め方。誰を使うべきか。
流川を使うところとかはまさにそうです。

・流川楓
流川は天才肌ですけど、彼はチームのメンバーのことをとてもよく観察しているし、その人の性格も含めて意外と理解している(少なくともコート上では)のが感想です。
喋らないですけれども、3年生2人への信頼感ってものすごくあついですよね。
赤木が倒れた時なんて、チラ見しただけで、勿論戻るの当然、と守備に就きましたし、メガネくんに「流川も上がれ」と言われたら、素直にいくし、ミッチーに関しては「そんなタマじゃねーよな」って、どんだけ上からw

喧嘩ばかりだけど、花道のこともよく分かっている。
怪我した時もすぐに気づいたし、フォローもする。
最後はわざとファールして、選手交代できるようにする。

・桜木花道
安西先生も「リバウンドとガッツを」って言っていましたが、とてもとても運動能力が高くて、あれは嗅覚というか、生存本能?
全体を見えているかというとそうでもない気がしますけど。
でもやっぱり学習能力すごいですよね。
最後も仙道にやられたことをあそこで思い出せる。
少ない引き出しフル活用。あれは本能の域なんだろうなって思います。

マネジメント

やっぱり安西先生のマネージメントですよね。
もうあのチームが3年に勝つなんて、本当に何百分の1の確率だと思うんですよね。

その可能性ってものすごく低いけれど、針の穴に糸を通すような線、いろんな細い細い線を紡ぎながら、糸が切れそうになるんだけれども、なんとかなんとか耐え忍んで次に繋げてって、選手の能力を引き出してってやっているのが安西先生。

1人1人のプレイだけでなく、個性をよく分かっていて、適切な言葉をかけていく。

音響効果の魅力

1番は音ですね。
あの無音、静寂、それからスピード感。
スピードが出た時の音との対比が私はものすごく好きでした。
自分がプレイしているような没入感。

新たな思い出作り

去年の8月は家族が大変で、観ているときも家族のこと思い出して、集中できなかったりしていました。
この映画を思い出すと、大変だったことも思い出されたり。
でも、今年の復活上映で、楽しい思い出に上書きすることができました。
復活上映してくれて本当にありがたいなと思っています。

TSUTAYAのイベントにも行けたし、安西先生のあんまとか高宮のカレーマンとかも食べられたし、楽しい8月の思い出になりました。

また来年もあったらいいな。

IMAX大画面でみると、スマホで見るとかちゃちいですね。
しばらくIMAXにはまってしまいそうな予感です。

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