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技術イベントのコミュニケーションデザイン

技術イベントでのコミュニケーションデザインといえば、最近だと3/2開催の「TokyoGirls.rb Meetup vol.1」の懇親会でのぼっち防止施策が話題になっていました。

相手と共通の話題があるとわかっている状態でスタートなのは心強いです。エディタにはじまり普段他に使っているものや、この日のイベントで発表で印象的だったことなど話していけるルートが思い浮かびます。話してみたいんだけど話の切り出しはいつも悩む私にとってこうやって最初のきっかけを用意してもらえるのはとても安心します。

このブログを読んで、そういえば他のイベントでもいろいろ施策があったことを思い出したので、この記事では私が行った中でいいなと思ったコミュニケーションデザインの取り組みを紹介したいと思います。

RubyKaigi2011

最初にコミュニケーションデザインの話を聞いたのがこのRubyKaigi2011であった「アンチボッチランチ作戦」。会場内で「誰かとランチ食べたい人は集合して下さいー」とアナウンスが流れていたことを覚えています。

ちなみに私はRubyはじめて半年くらいでRubyKaigiも初で共通の話題が無いからなんかしようと思ってLTのドラ叩く係に応募してみたら通って、懇親会で「ドラ叩いてた人ですよね」って声かけてもらえたので作戦成功でした。

東京Ruby会議10

東京Ruby会議10では入場時に同種の缶バッジ4つが配布されて交換してコンプしてねという企画がありました。

「何持ってますか〜」「コンプできました?」といろんな人に声かけてました。「第一声なんて言ったらいいか」が用意されているありがたさを感じたのはこのイベントのときでした(あとこのときはレポート班やって知り合いちょっと増えた)。

福岡Ruby会議02

福岡Ruby会議02のGMOペパボさんの懇親会であった「Gemカードゲーム」5枚のRubyのgemの書かれたカードが配られて、周りの人と交換しながら事前にあったアンケートの結果「好きなGemランキング」のベスト5に入っているものを予想しながら集める。そういうルールだったのですが、それとは別にお気に入りのGemカードを集めたり(ランキングに入ってなさそうだけど個人的に好きというのもある)、アプリを作れるような構成のGemカードを集めたり、Gemの作者にサインもらったり思い思いに楽しみました。

私これ大好きなんですよ。楽しかった。Railsの人とSinatraの人どちらと交換するか迷ってる人がいたり、私はUnicornだったので『Unicornでアプリ動かしたい人いませんか?』って言いながら色んな人の輪に入って話していました。Ruby会議に来てるのだから参加者のほとんどがRubyが好きだったり作ってたり使ってたりするのでgemの話から普段書いてるコードの話になったり盛り上がりました。またやりたいな。

DXEL.02

名札を用意してもらえたのですが、Twitterアカウントの画像つき名札を配ってくださったのでTwitter上で見かけたことある方だ〜とか後日あのイベントで見かけた方だ〜とか当日以外のところでも交流するきっかけになりました。エンジニアとデザイナでストラップの色も違ったので「エンジニアさんなんですね〜」とか「デザイナやってるんですよ」なんて会話があちこちで起きてました。

パックマン方式で話そうと、話すときに円になるんじゃなくて一人分あけておこう(パックマンの口の部分)という呼びかけもされてました。これもいろんなとこふらっと入っていけてよかったです

RubyKaigi2019

こちらのオフィシャルパーティはまだこれから参加するものなので、何か体験してきたわけではないのですが、場所は中洲川端商店街、人数はFloat::INFINITYと今までにない取り組みの気配がしています。一体どんなことになるのか楽しみです。

RubyKaigiは5回くらい行ったあたりから、そこでしか会わないけどそこで会ったら「最近どう?」って話し込む間柄の人ができてきて、年1ペースでも何度も行っていると顔見知りができるものだと嬉しく思います(今年も会えるかな)。

おまけ:Twitterアイコン

TwitterアイコンはフォローしてなくてもRTで見かけたとかでも案外覚えているもので、全くの初対面よりも相手との距離を縮められるいいアイテムなのではと思っています。というわけで私は缶バッジを作ってみました。

福岡(RubyKaigi2019)で見つけてもらえたら嬉しいです!


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