2022年に行ったスクーリング(メディア環境論・マルチメディア表現・ブックバインディング・情報通信ネットワーク・デジタルファブリケーション実習)
2022年は夏から秋にかけてひたすらスクーリングに行きました(月-金仕事、土日スクーリング、月−金仕事のループで限界に挑戦状態でした)
あの授業何やるんだろう、どんなもの作るんだろう、どんな感じだろうと気になる人もいるかと思うので(私がそうだった)ちょっと紹介したいと思います
メディア環境論
前半はグループワークx2
後半は「水を使ったおもちゃ」をテーマに個人制作
コロナの影響で個人制作になったようです
私はポンプで水を入れて、びんから玉を押し出すゲームを作りました
瓶の形によって難易度をかえ、タイムを競う形にしてみました
やってる動画撮らせてもらうのを失念したのですが見た目の地味さに反してやってみると意外と面白いといった反応
形にすることを急ぎすぎて、アイデア出しの段階で既に絞ってしまう癖に気付けたのが収穫
3年の専門課程なだけあって、「何を作るか」「自分が何を選択するか」と「卒制」を意識させられる授業でした
マルチメディア表現
リアルタムのオンライン授業
最初から最後までグループワーク(1グループ5人くらい)
テーマに沿った企画を作って発表
課題の幅広さから明確なテーマに落とし込むのが難しく何も出来上がらないのかもしれない…と震えた授業
でもこんな状態でも最後は着地できるんだと自信にもなった授業
前半と後半の間はひたすら中間制作なので、他のことはできないくらいに思っておいた方が安全です
貢献の仕方というのは様々な形があるし、チームでやっているのなら全員が同じ貢献ができなくていい
むしろ違う方がチームとしては良いものができると思えた授業でした
ブックバインディング
和綴と文庫とハードカバーの製本を行う授業。授業中にデザインを考える時間はほとんどないので、本を選ぶ段階で装丁を考えておくことをおすすめします
表紙と遊び紙だったり、花ぎれだったり、色の組み合わせを決めないと行けないことが多いので、あらかじめいくつか落ち着く色の組み合わせのパターンをいくつか考えておくと当日焦らなくてすみます(とても焦った)
時間がないとは聞いてましたが本当に時間が足りない。久しぶりに徹夜に近いことをしましたが、満足いく仕上がりになりました
デジタルファブリケーション実習
Arduinoを使った電子工作キットと3Dプリンタやレーザーカッターなどの機材を貸し出してもらえる授業。3-4人のグループワーク
「押したらひかるきのこ『プッシュルーム』」を作りました
人の動作を誘発したくなる仕組みを作るがお題
押し始めたら何度も押したくなる触り心地と反応にはできたものの
きのこが光っているだけで押したくなるか?というとそうでもないので
お題は満たしきれてない気もするのですが合格もらえました
ちなみに押した時の動画はこんな感じです
情報通信ネットワーク
AWSでサーバー立てて作業ログを公開する授業。その後は個人の興味に沿ってやってみたいことを実現する。授業の名前からは想像できない内容でした。
「自分でプログラミングで何かを作れるように」がコンセプトになっていて、毎年マイナーチェンジしていっているような印象です。
やったことを残す、何を参照したか、自分がやった行為を理解しているか、それはもう一度やりたいときにできるものか、プログラマの仕事をしていたら当たり前にやっていることだけど、これができるとできないでは大違いだなと
よくこれからエンジニアになりたいという人に何を勉強したらと聞かれるのですが、今後は作業ログをすすめてみたいなと思いました。
私はGoogleの検索履歴から自分の気になるものの炙り出しをやってみました。
前処理などは全てRubyで行いましたがそろそろPythonも真面目にやってみようかなと思ってます
「それを自分が表現する意味は」と作品との向き合い方考えさせられるこれも卒制を意識した授業でした
2023年
こうして見返すと、1人で作れたものはないなと思います。グループ制作は同じグループの人たちのおかげだし、個人制作も先生との対話や、他の受講生に刺激をもらいましたし
せっかく大学に行ってるんだから、作る人ともっと関わっていこうと思いました
来年もいろんな授業をとって、自分の表現の幅を広げていきたいと思います