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どれぐらい食べたら添加物ってヤバいの?


どうも―――っっ!!食育インストラクターのちょびです^^
添加物を怖いと思っている人のために一つの安心材料になるかな?と思い今回記事を書いています。

いやー、SNS見てると添加物怖いですよね。
「できる範囲でいいから避けましょう」なんて言われても発がん性とか臓器への負担だとか子どもの発達だとか色々言っておいて「できる範囲でいいよ♡」とか全く優しさを感じないのは私だけでしょうか?

私は「できる範囲でいいよ」って言われるよりも「これ以上食べると良くないからこれを超えないように食べようね」って言ってもらいたい!
結局はバランスなんだけどさ、どのぐらいの量の世界観なのか知りたくないですか?

結論、よっぽど偏ったりフードファイター並みに凄い量食べる人じゃなかったら大丈夫なんです。

きっとこれを最後まで読み終えた後は添加物の不安は今よりも減ってもっと買い物が楽しくなりますよ^^
今まで添加物が理由でなんとなく避けていた商品が買えるようになるし食費が抑えられるし、罪悪感も減るのでより自分らしい食の選択ができるようになると思います。

♢導き出し方♢
導き出し方はADI(一日摂取許容量:毎日一生涯食べ続けても健康に害がない量)と使用基準での使用量の最大限度(製品にMAX使える量)で考えていきます^^
ADIは動物実験で全く害がなかったぎりぎりの量に1/100をかけて決められてます。





添加物でも特にSNSで「危険!」「やめろ!」など言われている添加物を中心に調べていこうと思います。

ちょっとその前に番外編。
発がん性があるのにADIがない「恐ろしい」と言われている添加物をご紹介。
それが・・・

♢臭素酸カリウム♢

インスタのハッシュタグ検索するとこんな感じで出てきます。

パンをふっくらさせる添加物ですがSNSでは危険視する情報が多いです。
現在もヤマザ〇パンが食パンに使用しているのが有名ですね。
そういったことから山パンはヤバいだの危険だの言われてしまっています(´;ω;`)

私はラン〇パックが好きだからたまに食べるよ!!!

そもそもなんでこの臭素酸カリウムがヤバいと言われているのか?SNSを見るとどうやら「発がん性が指摘されて禁止の国もある」とのこと。
ふむふむ。この言い方定型文なの?ってぐらいよく見ますね。

毒性は?
1989年ラットの飲み水に臭素酸カリウムを含ませたら腎臓腫瘍や甲状腺腫瘍など発がんあり。 

1992年には「遺伝性毒性発がん性物質」と指摘されてます。この「遺伝毒性発がん性物質」は厄介なことに摂取量とは関係なく発がんするリスクのあるものなので本来なら添加物として認められてはいけないはずなんです。

どこが禁止しているの?
イギリス(1990年)、EU加盟国のほとんど(1997年)、南米のメルコスール(南米南部共同市場)加盟国(2003年)、中国(2005年)

上記の国が禁止しているようですね。
因みにアメリカは禁止してないようです。

A氏「やっぱり禁止国もあって危険な添加物じゃないか!
という声が聞こえてきそうです。

じゃあなぜ日本は認可しているんでしょうか?

それは・・・最終製品に含まれていないから。
そうは言っても、もし含まれていたらどうするの?って不安もあるかもしれない。でも今の分析技術は凄いんです。

過去の分析方法は今よりも細かく分析できなかったのですが、今では0.5㎍/kgまで分析できるようになりました。

0.5㎍/kgってどのぐらいの濃度?って思いますよね。
10億分の0.50.00000005%です。(比重を1として考えた場合)
50mプール(縦 50m、横10m、 深さ 2mのプールの中の水)に0.5ml含んだ量です。


これが分析限界なのでこれ以下が含まれていたとしても数字では出てきません。仮に分析限界以下の0.4㎍/kg含まれていたとしても私は無いに等しいと思っちゃいますがね。

てな訳で実質含まれていないんです。こういうのは本来加工助剤として記載の義務はありません。
そしてこの臭素酸カリウムにはADIもありません
だってゼロじゃなきゃいけないものだからADIがあったらおかしな話だよ。

日本で許可されているのはパン製造のみです。

因みにヤマザ〇パンが臭素酸カリウムを使っているのは角型食パンだけです。ラン〇パックに使われているパンもそうかな^^
理由はロールパンや山形食パンには残存してしまうからだそうですよ。



食べる食べないは自由だけど、悪者扱いしなくてもいい気がするんだが。
因みにFDA(米国食品医薬品局)では20ppb以下は許容量としているみたいですが日本より緩いですよね。こちら


次からはADIと基準値をもとにどの商品をどのぐらい食べ続けたら健康被害が出る可能性があるのか計算して参りましょう!!

みんなが不安視する人工甘味料、保存料、着色料などを食品で考えて見える化していくぞーーーー!!

このnoteの購入をおススメする人
・漠然と添加物が怖い人
・添加物の量の世界を知りたい人
・添加物と上手に付き合っていきたい人
・添加物への罪悪感なく買い物や食事をしたい人
・自分らしい食の選択をしてハッピーになりたい人

購入をおススメしない人
・量とか関係なく無添加じゃなきゃ意味がないと思ってる人
・国の情報を一切信用していない人

あいうえお順で見ていきましょう♡
インスタや書籍で危険視されている添加物たちだよ。

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