【描きたい絵に向けて】day81

昨日の、「混沌と収束を繰り返し、その先へ」
の続きです。

混沌と収束を繰り返してその先へ進む過程は、
決まったピースを当てはめて予め決まった
完成形を目指すジグソーパズルではなく、

真っ白なキャンバスに自分の描きたい絵を
描いていくプロセスに例える方が近いような
気がします。

夢や目標、ありたい姿、描きたい絵がある。

どんな絵を描こうかと閃き、アイデアは
混沌と収束を繰り返したその先に生まれるもの
だと感じます。

こういう絵を描こう、そこが決まれば、
水墨画なのか、油絵なのか、色彩画なのか、
描きたい絵が描ける画材を揃えます。

私は絵に対する覚えがありませんが、
1枚の絵を描くにあたり、数十いやそれ以上の
問いが生まれていると思います。

絵を描き進めて表現するには、
それら打ち立てた数十の問いを念頭におき、
それぞれの断片をうまずたゆまず蓄積して
縦横無尽にキャンバスに絵を描いてゆく。

描いていくうちに最初描いた絵と違うものが
浮かんで来て書き直すかもしれません。

最初描いた絵を貫くかもしれませんし、
軌道修正してアイデアを盛り込んで変える
ことも有れば、全く書き直すこともあるかも
しれません。

こういう絵を描きたいなと決まったなら
失敗や描き直しを恐れずに、
まずは実際に手を動かして描き進めて
行くことが大切ですね。

●今日の一曲♬

描いた夢と　ここにある今 
２つの景色　見比べても 形をかえて　
ここにあるのは 確かな１つのもの
過ぎゆく春を　惜しみながら
『心絵』ロードオブメジャー