①唯一マスク着用を求められた国:台湾
1カ国目は台湾。能登半島の地震に対し、台湾国民が日本に向けて多額の寄付をするなど、親日国としても知られている。中国は行きたくないけど、台湾なら、という人も多いはず。
実は台湾への渡航は、2020年の1月に計画していた。しかし謎のウイルスが流行しているという噂を聞き、るるぶは買ったけども航空券は買わず、そしてコロナ禍へとなっていた。だから3年越しの小さな夢、1カ国目には相応しい国でもあった気がする。
感激の出発
2023年4月4日、朝9時頃の飛行機に乗るために関空へ。長いこと家を空けることになるから、同居人にもいろいろ頼んで出発。地下鉄から南海本線を乗っている時は、不思議な感覚だった。
関空では前職の同僚と、卒業生の子どもたちが多く来てくれた。この話を親戚や、のちにドイツで再開した高校時代のコーチにすると、「なんて良い関係なん!」という声。感謝感激。これだけいい人間関係があったからこそ、思い切って仕事を辞める決断ができたわけで、本当に恵まれていたと実感する。
海外ボケ
関空から台湾までは3時間ほど。到着後は久々の海外に大混乱し、空港を出るまでに2時間くらいかかった。バスで行けば安い、でもむずい。結局鉄道を使った。
適当に飯を食いながら、まずは宿に行って荷物を置く。この旅は基本ドミトリー(相部屋)泊。一泊4000円以内が目標。台湾の宿は2500円ほどだった記憶がある。
入り口からエレベーターは怪しかったものの、中は清潔。スタッフも親切だった。
中華職棒
初日は野球観戦。WBCで優勝する日本から比べたら、正直そこまで高いレベルではない。が、スタジアムの雰囲気は凄くいい。台湾のプロ野球の特徴は、ホームチームのチアリーダーがひたすら踊っているところ。観客の中にも、一緒に踊っている人たちが大勢いた。観戦しにきてるのか踊りに来てるのか。
この日の試合は乱打戦。4時間くらいかかって、帰る頃にはヘトヘトになっていた。
日本はもっと自信を持つべき
台湾とは通称のようなものであり、正式名称は中華民国。孫文が建国するも、毛沢東とのバトルに負けた蒋介石が逃げてきて、今の状況がある。孫文は「国父記念館」、蒋介石は「中正記念堂」という名前で、どデカく讃えられていた。
台湾に限らずではあるんだけど、海外は自国の偉人や国旗を大々的にアピールしている感じがある。日本くらいじゃないだろうか、他国からの文句を気にして、控えめなのは。韓国や中国になんと言われようと、日本の国旗・君が代は猛烈に発信すればいいと思うし、天皇をもっと讃える雰囲気をつくっていい。イギリスやアメリカの図々しさを見ろ、と思ってしまう。あいつら世界の中心は自分やと本気で思って疑わないのだから。
インスタ映えなかった舞台
日本でも大人気の千と千尋の神隠し。台湾にはそのモデルとなった場所があったから行ってみた。「九份」というところ。台北中心地から余裕で日帰りできる。ただここで失敗。夜に行くべきだった。
ここで食べた小籠包は絶品。最高。
台湾最後の夜は空港泊して、次はベトナムです。
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