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13:絶望のバングラデシュ2

風邪は治らぬ。でも、せっかく来たのにホテルで過ごすのは勿体無い。というわけで、今日はダッカ市街地方面へ。

ただ、ダッカにまともな交通機関は少ない。リキシャと呼ばれる人力車はあるが、いくら取られるのか分からないし、信用もしてないから使いたくない。日本の協力で造られたという唯一の都市高速鉄道まで、歩いて向かう。

Googleマップさんによると4.6km。寄り道しても、1時間半もあれば着くだろうと気楽に考える。
が、全く楽ではなかった。多分3時間弱かかった。キツすぎ。

そしてついた駅がこれ。バングラデシュで初めてちゃんとした建物を見た(空港も怪しかったので)。日本の技術協力によりつくられたとのこと。さすが日本。

乗るためには切符売り場でカードを購入。いくらか忘れたけど、まあ安かった記憶がある。

この電車に乗って、とりあえず南に向かって行けるところまで。まだ完成してないらしく、路線図の途中までしか行けなかった。駅を降りたら水を売るおっちゃん。

適当に歩いていると、バングラデシュの国会的なところにやってきた。しかし、その建物の横の道にいたのは、全裸のおじさん。この国はカオス。

その後、知らんおばさんに「student?」と聞かれたのでYESと答えると、10円くらいの食べ物を奢ってくれた。

あんまり美味しくなかった。

暑すぎて流石に疲れてきたので、宿に戻ることを決意。地図で見た駅についた。

工事現場にしか見えん。そこの時刻表を見ると、全く意味がわからない。近くのおっちゃんに聞くと「次の電車は3時間後だよ」とのこと。いや、むり。

絶望感でいっぱい。クーラー効いて、Wi-Fi飛んでて、適度に飲み食いできる空間なら待てるけど、そんなのこの国にはない。仕方ないので、個人タクシーを探す。

ありがとう。運転怖すぎたけど。
いい人ではあったので、ちょっとお金を多めに渡してさよなら。

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