2024年3月 遅れて映画を見る

3月某日 映画「落下の解剖学」 を見に行く。

誰も見ていない密室での事故、自由に操れない言語での説明、暴かれる極めて私的な部分、ちょっとした痴話喧嘩を切り取られてさらに向けられる悪意。
こんな状況に置かれることは誰にでもありうるんじゃないかって思う。SNSバッシングも然り。
途中からいろいろ登場人物のことがわかってきたりする。でも裁判傍聴人は知っている。このギャップが面白いと思う。そして真実は… わかりにくさ含めてとても面白かった。2時間半あっという間だった。

にしても被告人弁護士がイケメンすぎませんか。一瞬、途中からロマンス(死後)生まれる話になるのかと。違いました。
そしてフランスの法廷はあんなよだれ掛けのようなものをかけた服を着ていると初めて知りました。イギリスのようなバッハ・カツラはありませんでした。(検察役は坊主です)

3月某日 映画
「ボーは恐れている」を見に行く。

金曜夜の最終回。三時間近くあるのだが、こちらは途中は飽きてしまったな。最初のスピード感ある不幸の連続から、中弛みなどで飽きがきた。たまたま一緒に見た家人も思ったようす。家に帰り町山さんの解説を2人で聞き、理解ができたことが多かった。解説必須。

ここしばらくはアカデミー賞を楽しみにして授賞式前にある程度作品を見たりしていたんだけども、今年は3時間越えなどの長い映画も多かったり、自分が慌ただしかったりで全然見られていなかった。ぼちぼち見ていきます。昨年はエブエブもですが、自分はTARがよかったなと思い出しました。

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