歴バス全巻買っちゃった！

4月の頭に、キミノベル公式の歴バスラインスタンプ第2弾発売のポストを見て、かわいい〜！！となり、あさばみゆき先生の『歴史ゴーストバスターズ』を全巻購入した。
1巻はもともと読んでいて内容は知っていたのだけど、スタンプに釣られて第2回キャラクター人気投票の画面を見た時に、キャラクターめちゃくちゃ増えてる⁉︎　狸原礼くんかっこいい！　となり、気付けば7巻まで読んでいた。続刊が出る今年の夏が、とにかく待ち遠しい！

私が思う歴バスの魅力は、耽美なイラストはもちろん、歴史人物の名前当てが興味深いところだ。
前提として、歴バスは悪霊化した歴史人物の名前を当てることで、歴史人物を成仏させる話だ。
主人公の和子ちゃんは、悪霊化した歴史人物が起こす事件に散りばめられたヒントから、悪霊の正体を推理していくのだけど……。
その過程が、とにかくおもしろい！

教科書に載っているレベルの日本史の知識よりも、さらに踏み込んだ知識が推理に必要となるため、名前当ての過程で偉人の豆知識を知れて、ちょっとかしこくなった気分になる。
そして悪霊の正体が分かった時には、とにかくスカッとするのだ。
巻を追うごとに強くなる和子ちゃんたち主人公組の絆や、ドキドキの恋愛要素も必見だ。

私の推しは、メガネをかけても外してもイケメンな狸原礼くんなのだけど、彼の恋心の行く末を思うとあまりのしんどさに、うめき声が漏れてしまう。
物語の語り手は、歴史人物の名前を推理する時の鋭さが嘘みたいに、恋愛に関しては鈍感な主人公の和子ちゃんなので、礼くんの恋心は本人の口から明言されてはいない。
だけど見てればわかる。絶対、好きなやつじゃん！
和子ちゃんとコオリを応援したい気持ちと同じくらい、推しにも幸せになって欲しいよ……。

それはそうと、5巻の特典でラインスタンプのシールが付くらしいから楽しみにしてたんだけど、初版じゃなかったからか、付いてなかったんだ……。もっと早くはまっていればと悔やまれたよ……。
だけど逆に考えれば、8巻以降は特典があればコンプできるってことだよね！　ポジティブに行こう！

第2回人気投票は、ばっちり投票したから、推しが上位だといいなぁ。
もちろん、上位じゃなくても推すけどね！　ファンとして推しには、市民権を得ていてくれって願っちゃうよね。